Romancing Note

あと何回桜見られるか。

Kalafinaを語る

Kalafinaという実力派女性ボーカルユニットについて、イングヴェイとかより先に語ろうと思いました。
こういう物については、「箸にも棒にも引っ掛からないと思った物をけなすのではなく、良いと思った物を称賛しよう」と。
出てくる物はそんなに悪くはないと思いますが、ともすれば「全曲同じに聴こえる」みたいな人もいて、名曲と呼ばれる物は際立った個性があって、記憶に残りやすい物でもあると思いますよ。
私が名前を出してまで推す作曲家(コンポーザー)は「この曲だけ」みたいな人達ではないです。

3人組で、「キャンディーズちゃんはパワーアップされてるんでしょうか」とか思いながらライブ映像を全部揃えて観てるんですが、列びの右からWakana、Keiko、Hikaruで、私は「曲も含めてなんか知性を感じる」と言ってます。
『この美術部には問題がある!』というアニメに例えると、Wakanaがコレットさんで、Keikoが宇佐美さんで、Hikaruが伊万莉さんで、プロデューサーの梶浦由記が立花先生みたいな感じでしょうかね。

Mr.Childrenの意味は、外国人が「(字面だけ見ると)子供オッサンみたいな感じ」と言ってましたが、Kalafinaも「慈母のような印象を受ける」とか思いながら、「ロリお母さん」みたいな感じですかね。
大分昔に、いとしのエリーじゃなくていとしのテリー伊藤が「とっちゃんぼうや」と言ってましたが(笑)。

音楽性を一言で言うと、「日本のSarah Brightmanみたいな感じ」と言ってるんですが、サラ・ブライトマンで有名な曲はテレビ朝日のサッカー中継のテーマ曲の「Question of Honour」ですよね。
「Time to say Goodbye」も有名ですが、私は「Question of Honour」が好きです。
ドライブ中に近くの大型リサイクルショップに立ち寄って、CDを見つけて3枚ほど買ったんですが、やはりベスト盤がお得な感じがします。
パソコンに取り込もうと思ったらコピーガードがかかっていて、それでも今はスマホとかで1曲ずつ買えるので、「そういう聞き方もアリかな」とも思いますが。
Amazonだと同じアカウントなら違う端末でもダウンロードできるので、スマホで買ってパソコンにもダウンロードして、みたいな事もできますよ。
「一病息災」つってるんですけど、作業用BGMは歌詞が無いような音楽だとさらに良く、聴きながらだとかえって余計な事を考えなくなるので、私の場合はウェブサイトをシコシコ作ってる時とかツイッターやブログを見たり書いたりする時とかには音楽をかけながらヤってるんですが。

Xperiaのミュージックアプリが使い勝手が良かったんですけど、AQUOSに機種変したらダウンロードできなくて、「それなら継続してXperiaにすれば良かったか?」と。
「Xperiaは有機ELで、使ってると画面焼けする事もあるみたいです」と聞いて、確かに壊れた旧型も画面焼けしてました。
PSVitaも有機ELらしいので、SONY独自の技術なんですかね。
SONYは最初にウォークマンという携帯音楽プレイヤーを開発して、その後AppleがiPodという、音楽データを取り込む方法の携帯音楽プレイヤーを作って、さらにiPhoneという所謂スマホを発明して、「CDの時代を終わらせた」と言われています。
CDやMP3も、音声データを圧縮してデジタル化した物なので、今でもアナログレコードの信者はいます。
ただ、「良い道具使った方がいいですよ」というのはその通りで、「弘法筆を選ばず」とは言いますが、私もキーボードのヘッドフォンを良いヤツに変えたら曲が1つできましたので、車ほど高額な訳でもないし、金があるならケチらない方が良いです。
あくまで「金があるなら」ですけどね。

文章でも、Kindleみたいな電子書籍ではなく、本という形で手元に置いておきたい事もありますし、そんな感じでしょうか?
かさばりますけど本の方が見やすかったりするので、私は電子書籍は使っていません。
電子データは加筆修正もしやすく、1回上げとけばダウンロードし放題なので、在庫も抱えなくて済むみたいな良い面もありますかね。
(追記)使ってみたら結構使い勝手も良かったので、その後は雑誌などを見るのに使ったりしてます。

話が逸れました。

梶浦由記はFiction Junctionという音楽プロジェクトもヤっていて、そっちの方はKalafinaよりも砕けている感じで、私は聴いていません。
アニメ界では有名だそうで、サントラも数多く手掛けています。
NHKの朝ドラの「花子とアン」とか、北野映画の「アキレスと亀」という作品のサントラもヤっていて、和田アキ子風に「タケちゃん」とか言いながら「久石譲と同格って事だよね」と(笑)。
ネットで「梶浦由記は天才」とか「梶浦由記さんの歌は神だと思います」というコメントを見ましたが、私も音楽を作ったりしている者の端くれとして、素直にそう思います。

メンバーについても評論しようと思いますが、的外れだったり、本人が気分を害されても知った事ではありません。

Wakanaはクラシックの素地があって、オーディションにも落ちまくって「劇団四季に入ろうかと思ったんですけどお芝居が苦手なので」と言って、「漫研作って自分で描いたりしてましたけど、高校もやめてしまって」と言ってましたが、「女優になれるほどのルックスでは…悪くもないけどさ。とにかくプロになれて良かったねえ」とか思いながら、当時はデスチャ(ビヨンセとか?)を聴いていたらしいです(笑)。
梶浦由記は「Wakanaにだけはキツい事言うんですけど、その時はさめざめ泣いてますけど三日後くらいにはケロッとしてるので、失礼かな」みたいな事を言っていて、「言って大丈夫な子とダメな子がいるから」と慰めながら、その前に、「いい加減な気持ちでヤってるならやめちまえよ!」と言ったら本当にやめちゃって、「そして誰もいなくなった」という小咄を思いつきました。
ソロアルバムも聴いたんですけど、一曲目がセリーヌ・ディオンの「タイタニック」のテーマみたいになってて、「いや、あんなにスゴくはない」とキツい事を思いながら、実は、私のサガの企画の楽園のヤツのルシファーのテーマは彼女の声をメロディにイメージしまして、実現されればいいんですけど。

Keikoは、子供の頃は阿佐ヶ谷とか高円寺で遊んでいて、原宿でヘアモデル(カットモデルと言うのか?)にスカウトされたらしいですけど、「モーニング娘。」のオーディションも受けたそうです。
「下手すると阿佐ヶ谷姉妹みたいになる所だけど、紙一重でイケてる部類に入ってる」と(笑)。
夏休みは家族で軽井沢に行ってテニスをヤったりしてたらしいですけど、「お嬢?」とか思いながら、「大学も入ろうと思えば入れたんですけど」と言って、アクセサリーのショップの店員になって店長になったらしいです(笑)。
「そういう娘ってだいたいテニス部に入るんですよ」と言ってましたが、私の高校の時の彼女もテニス部に入ってました。
西麻布のクラブでR&B(リズムアンドブルース)を唄っていたらしく、「Kalafinaの音楽性とは全く関係無いです」と言っていました。
脱退してしまって活動休止ですが、これも私のサガの企画のあの貴公子みたいな感じになってます。

Hikaruは、三万人のオーディションで加入して、私は「情感を込めるのが長けてるな」と思って、声も個性があって、ライブ映像では毎回髪型が違って、私の「推し」です。
「絶対そういうのになるんだと思って告白されても断ってました」と言ってました(笑)。
ライブ映像では横顔を映す事が多くて、魔女鼻というか鷲鼻ですが、私はどっちかというと豚鼻です。
ツイッターをフォローしたら、ツイートには毎回英訳をつけていて、「賢さアピールかな」と思って。
Red Moonという曲の前のMCで、このアルバム全体のコンセプトかも知れませんが「焦がれる事の純粋さと劣情を唄っています」みたいな事を言って、「劣情って欲情みたいな事だけど、こういう言い方も賢さアピールかな」と思いながら、私はそういう言い回しができる人には惹かれてしまいます。
私は文学方面の能力に長けていても、歌詞も全く浮かびませんし、自分では文学的な表現力は劣っていると思っているので。

ボーカリストが複数いたりとかがアイドルっぽくて、日本のSarah Brightmanと呼んでいる所以はそういう所です。

バックバンドはいつも同じ人がヤっているみたいです。

曲についても少し語りますか。

私はNHKの「歴史秘話ヒストリア」という番組にチャンネルを合わせた時に流れていたstoriaという曲に嗅覚が働いて、スマホで検索してYouTubeを1回観て、即ダウンロード購入して、そこから3日間くらい起きてる時はずっとリピートしてたんですけど、その後にベスト盤の「red」と「blue」をダウンロード購入して、ベスト盤以外にも良い曲はたくさんありますが、この二枚に入っているのは所謂「捨て曲無し」な感じです。

最初「これ女の人が作ってる?」と思って、ヤホーの方じゃなくてゴーグレの方で検索したら(ナイツ風に)、ホントにそうだったので、あと特徴としてはメロディが綺麗な事で、重奏的なハーモニーも神々しさを演出していて素晴らしいです。

梶浦さんが「ファンタジー的な要素は残しつつもポップスからは逸脱しないようにしています」と言ってまして、私は「現代民謡風」と表現しましたが、こういう音楽に弱いんですよね。
トラッドって言葉があるんですか?
クラシックやプログレのような難解な音楽とロックやポップスなどの明快な音楽の中間みたいな感じですかね。
storiaも実際はそんなに難しい曲ではないんですが、なぜか覚えられないというか、私も覚えるのに結構時間がかかりました。
その時間が短い人が「才能がある」という事なんですかね(苦笑)。

ポップス寄りの曲なら、未来とか胸の行方とかI have a dreamとかですかね。
未来は曲調も明るくて歌詞も前向きで、「こういう曲を聴いてれば少しはポジティブになれるかな」という感じで、4分の6と4分の4でできている変拍子ですけど、分子が奇数ではないので、そんなに判りづらくはないと思います。

クラシック寄りの曲はlacrimosa(涙という意味かな?)とかconsolationとかKyrie(lordで神みたいな意味)みたいな曲ですかね。

民謡風の曲ならstoriaの他には光の旋律とかmoonfestaですよね。
ツイッターで「storiaと光の旋律が良い」みたいな事を言ったら「ですよねー」と言ってましたが、梶浦さんも「10年に一度の名曲」と自画自賛していたので、安心しました。
moonfestaは「NHKのみんなのうたみたいだな」と思っていたら、偶然番組表で見て、「ホントにみんなのうただった」と思って(苦笑)。
他のミュージシャンが「みんなのうたからオファーが来て」と言っていたので、そういうソングライティングをしたのかも知れませんね。

テンポの速い曲ならto the beginningとか音楽とかheavenly blueとかsprinterとかadoreとかone lightとかfantasiaとかobliviousとかですが、最初の2曲は「Keikoをフィーチャーするとこうなる」って感じですかね。
メロディはだいたいWakanaとHikaruが入れ替わりみたいな感じで交互に担当している感じで、光の旋律では中間部のフルートの後にユニゾンで唱う所が気持ちいいです。
Hikaruの声はfantasiaみたいなポップスっぽい曲に向いてますよね。

静かな曲なら、ひかりふるとか輝く夜の静寂にはとかARIAとかseventh heavenとかsymphoniaとかで、こういう曲も良いですよね。

実はEdenとかアレルヤとか傷痕とか五月の魔法みたいな曲がKalafina的で、こういう曲も好きです。
fairytale(妖精の話ではなくておとぎ話と訳すのかな?)も良い曲だと思います。

梶浦さんが「ハチロク音楽を極めようと思います」と言ってましたが、8月6日生まれで、Kalafinaでは8分の6拍子の曲が多いです。

サガの企画ですけど、ミンサガの山崎まさよしみたいに主題歌を付けるなら、「テレパシーのヤツはstoria、楽園のヤツはEden、継承のヤツはto the beginningにしたいな」と思ってて、SaGa SCARLET GRACEの緋色の野望の方ではクラシックの歌手だったので、それよりもうちょっと親しみやすいのが良くてですね。
その前にボツになるどころか、ほとんど何もできずに人生を終えそうな気がしますがね…私もわらにもすがる思いで「ロリお母さん」に甘えたくもなりますよ。

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Into the Eye of the Storm

前から信じてなかったワケでもないんですけど、最近になって本気で神の存在を信じるようになってきて、今回の台風直撃で、スマホとかパソコンとかの異常は人為的な要因が疑われても、「さすがに自然までは操れないだろ」と。
「キリストというのは救世主という意味」とはこの事か。

まず、9月3日の昼辺りにスマホ(Xperia)が何か声を出している事に気付いて開いてみたら、「Googleアシスタント」とかいうのが繰り返し呼びかけているのが判って、普通に使っていても「はい、どんなご用でしょう」とか言いながら「あなたの知りたいことや、やりたいことをサポートします」と出まくっていて、酷いのは、音楽まで勝手にかかって「私は生きている」とか意味ありげな所で止まったり、「このWi-Fiは監視されています」とセキュリティソフトが通知を出してきたりしてます。
通知音とメディアの音量も勝手に動きまくってます。
遠隔操作みたいなのもヤろうと思えば出来るみたいなので、そうだとしたらただの脅しでしかないですよね。

松本人志が「あいつら買い替えようと思った時に壊れよるんですよ」と言ってましたが、確かに機種変しようとしてましたしね。
そんな金も無いらしいので、どうしようもないんですけどね。

Twitterに「神?」と書いて読み返してたらまたGoogleアシスタントが起動して「はい」とだけ言ってきたり、穏やかじゃないですよ、コレ。

それで台風が関東地方直撃の予報を見て、実際東京湾を北上して千葉市に上陸して、もののみごとに私の住んでいる地域の真上を通過、千葉県で大規模停電という。
「今回のはヤバめ」とツイートしたんですが、ホントにヤバかった。

私の住んでいる地域は丸二日と半日で復旧しましたが、幸い水道とガスは生きていたので、何とか持ちこたえられました。
それでもホントに暑すぎて何も出来なかったので、夜の方が体が火照ったりして、2階の私の部屋も熱がこもって最悪でした。
「俺だけでもヘリコプターか何かで救助に来て東京のホテルか何かに泊めるなりしろよ!」とか身勝手な事を考えたりもしましたけど、私が熱中症で死んだら最悪ですよね。
「死んだら死んだでそういう事なんだろうな」とも思ってはいましたが。

とにかく、教訓として得たのは色々あります。
まず、暑くて汗をかきまくった上に風呂も入れないので不潔になって、今も手首から先があせもみたいになってて痒くて、「他の要因もあるのかな」と。
水道とガスは生きていても、給湯システムが電気で制御しているので、風呂も厳しいんですよ。
それに「冷蔵庫がダメだから焼いた」と言って母が肉を焼いておいたんですけど、直後はまだ良かったものの、普通に納豆の臭いと味がして、少し飲み込んでしまって、「これで腹壊したら踏んだり蹴ったりだな」と。
米は土鍋で炊いてました。

「暑いから車のエアコンでしのぎたい」と頼んでも相変わらず許されず、それに車のバッテリーは走らないと蓄電できないので(ですよね?)、ずっと車の中にいてもバッテリーが上がってしまうじゃないですか。
だから「30分くらいその辺グルグル回ってくる」と言ったんですけど。
俺何か悪い事してる?

汗かきすぎるとトイレにも行かなくなって、脱水でこれもヤバいんですが、実際そうだったものの、水は買い置きしてあったので。

復旧作業に当たられている方々、お疲れ様です。
自然災害なので人を責めるワケにもいかないので、それでも「さっき言ったように」って感じではありますがね。

電気が点いた時に思わず「ありがてえ」と言いそうになったんですが、真っ先にシャワーを浴びに行って、電気のありがたみを改めて知る結果になりましたな。
「冷蔵庫もエアコンも無かったら、そりゃ早死にするよな」と思いました。
今後の発電システムですけど、「水素を電気分解で水から取り出して、その水素を燃やすと水に戻って」みたいな事を思いつきまして、具体的な方法については研究する気力が無いので、実現可能性等々は専門の方にお任せします。

科学は「再現可能か」が肝なので、テレパシーが再現されるかについての論争もどうなんですかね。

追記。
じんましんが酷くなって手もパンパンに腫れて痛痒かったりしたので、さすがに病院に行きました。
それも「金が無い」と口うるさく言われているので、「病院に行く金も無いなら本当に死ぬしかなくなるな」とか思いながら、「食べ物だけじゃなくて疲れとストレスもあるかも」と言われて薬を処方してもらって、すぐ良くなったので、それはそれで。
「薬というより抗生物質を投与してもらった方が」と素人ながら思っていたんですが。
ストレスは停電だけじゃなくて、「本当に何もしてないならまだ『仕方無いかな』とは思うものの、ウェブサイトまで作って、世のためになってるかは別にしても、ここまでヤって何も見返りが無いなんてそりゃ怒るよね」という感じですよね。
だからと言ってテレパシーの存在を叫んだら病気にされますし、こんな扱いされてたら精神が病むのも判りますよね。
「法の不知はこれを罰する」と聞いて、言っちゃイケない決まりでも、結局そのルールも本人は知らないワケだから、どうヤっても本人は成功するはずが無いというね。
正論で殴るタイプ?
スマホもハイスペックの機種に変更して、分割払いの審査が落とされそうになったんですけど、「親子共々年金暮らしなんで」とか言い訳しながら、私の障害者年金は「パソコンとかスマホとかを持ったり外出時の服を買ったりするような、貧困から脱出するための経費」という感じなんですが、何かで成功する事があったら全額返金しようと思ってますので。

では皆さんもくれぐれもお気をつけて。

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ロリータ

夏休み(子供の)に外に出かけたら、幼女をよく見かけて、なぜか美少女が好きなので、目で追いながら。
それで、去年『ロリータ』という映画を観たので、少し書こうと思いました。

私が観たのは90年代のリメイク版なんですけど、60年代の最初の作品はキューブリック監督で、「その名前どっかで聞いた事あるな」と思ったら、『2001年宇宙の旅』の人でした。
『2001年宇宙の旅』のテーマ曲は「ツァラトゥストラはかく語りき(ツァラトゥストラはこう言った)」でしたっけ?
「ツァラトゥストラ」はニーチェが「ルサンチマン」とか「超人」とか「神は死んだ」とかの有名な言葉を盛り込んだ本です。

なんかこの辺りが「俺と思想が近いかな」という感じですが、『ロリータ』には原作があって、ロシアの作家の人です。
アメリカで翻訳された時は「ポルノまがい」と批判されたらしいですけど、舞台はアメリカなんですよね。
私は原作者にも監督にも勘繰ってしまうんですが(苦笑)。

話のあらすじを書くのはネタバレになるので控えますが、サスペンスの要素もありますよ。
キューブリック版は観てないんですけど、そっちにはそういう表現はあるかな?
暇だから観ればいいじゃんね。

ロリータは登場する女の子の名前で、これはロリータコンプレックス略してロリコンの語源です。
男の子の場合は小太郎コンプレックス略してショタコンと言うんですか?
病的な小児性愛者はペドフィリア略してペドとか言うんですかね。
私は何の依存症でもない感じですが、手に届く所に美少女がいたらこうなってセックス依存症みたいになるかも知れません。
しかしそれくらい特権として許して下さいよ。
「それくらい」というのは不適切ですか?
「特権」の方が問題発言ですかね。

主人公はフランスからアメリカに亡命したハンバート・ハンバートという大学教授なんですけど、「ガリレオ・ガリレイみたいだな」と思って、「火あぶりだ!」って感じですかね。
手っ取り早く言うと、「未亡人と結婚して、その一人娘のロリータと関係を持ってしまう」って話です。

のっけから12歳の少女が庭で「水もしたたる」感じで寝そべって服が体に張り付いて透けてるみたいなのを見て「beautiful」とつぶやいてしまうんですけど、私も極めて純粋にそう思う事はあります。
だからって何考えてるかを知って幻滅する事もありますんで。
「あくびは100年の恋も冷める」とか言いましたっけ?

美少女が拝めて喜んでいるNHKのEテレの『キッチン戦隊クックルン』の女の子みたいに家事を手伝おうとするような子は良いです。
「こういうのを作ってくれたらイチコロです」とか言いながら、手料理なら滅多な事では文句は言いませんので。

『クックルン』では歌と踊りもあって、『ロリータ』の中でその義理の娘の担任に言われる「このくらいの女の子に必要なのは演劇とダンスとデートです」というのに、「あー確かにねー。女優とアイドルとモデルって事だよね」と思って、さらに「性的な事に全く関心を持っていません。お父さんが教えてあげて下さい」と言われて、ニーチェの「その人の性欲の程度はその人の精神の大きさに匹敵する」を思い出して、「むしろテレパシーが伝わってない本当に純真無垢な美少女に手ほどきを加えるのが」とか思いながら、これが私の性癖です。
処女に異常なほどこだわるという。
実際、巫女は処女じゃないとダメとか、生理を忌み嫌ったりするような迷信もあるんですかね。
暴力的あるいは変態的な性欲はありませんが、「ごっつ触りたいわー(浜ちゃん風に)」とか思ってしまうのが私のサガです。
セクハラとかパワハラみたいなのも年を取ってどうしようもなくなったら権力を濫用してヤるかも知れませんが、強要するようなのも好きじゃないです。
触るのよりも舐めたくなるんですよね(苦笑)。
おっぱいが無いのに胸ばっかり見て、毛も生えてないのが良いんですよ!

牧野羽咲の代のクックルンの最後の料理が赤飯おにぎりだったので、「これくらいの女の子で赤飯ってヤバいだろ!」と思いながら。

色仕掛けで「お小遣い週1ドルを2ドルにして」と迫るのに笑ってしまいました。
「女性陪審員の皆さん」とか言いながら。

未亡人が「フランス語には興味があるのよ」とか「ドイツ人のメイドを雇いたい」と言って、フランク民族は自由の民で、フランス語は日本語と同様に女言葉みたいなのもあるんですかね、あとドイツ人は厳格で真面目なイメージですよね。
主人公の専門は文学で、未亡人に書きかけの文学作品を見られてメンヘラ気味に「これ私の事なの?」と言われて「それは架空の人物だ」と返すんですけど、私のサガの企画もほとんど架空の人物ですので。
モデルみたいな人物がいるキャラクターもありますけど。

私は子供の頃から散々っぱら悪口だけ言われ放題で、こっちの愛想も尽きてるんですけど、少女と付き合っても犯罪にされて子供も作れないですし、かと言って同年代の女性と付き合っても、子供が産めない体だったら側室でももらわない限り子孫はできないですし、今の今まで危機感も覚えずに放置した罪は重いと思いますよ?
「信用できるヤツもいないけど、さすがに子供には罪は無い」と思ってるので、理詰めでそういう事にもなって、私も生活や精神の安定が必要条件な活動をしてるので、「下が全く上に合わせる気がない」とか言ってましたけど、そちらも私に合わせられるように努力はして下さいね。
俺がそっちの精神の安定だけ考えるのはおかしいので、俺はつくづく奴隷って事だな。
この段落みたいな負の感情は持ちたくないんですけどね!

単に話を合わせるとかじゃなくて、最低限怒らせないようにするとか、そういう事です。
相手の方が自分よりはるか先や上を行っていた、なんて事もあったりして(笑)。

スポーツ選手の時だけ「内助の功」みたいに言われますが、アート系の人間もヤっている事に影響が直に出てしまうので、そういう女性とくっついたらお互い幸せになれない感じでもありますよね。
音楽雑誌で「あんなエゴの塊みたいな連中が集まってうまくいくワケないんだ」みたいな事も読みまして、確かにそういう面もあるかと。
「感受性が強い」と言うとポジティブですけど、「神経質」と言うとネガティブになりますね。

ツイッターに書いた
「神の怒りを鎮めるためにいけにえを捧げよ!」
「いけにえは美少女が良いと思います」
ってのはスレスレのジョークで、他の記事で書いた「合法化」を割と本気でヤろうとしてる感じでござるよ。
コレが慣習になって、災害が続いた時とかに村一番の美少女が甘い物を捧げる儀式になったりしてな(笑)。

ロリコンは抗えない欲望なので、テレパシー持ちのために敢えて自分からカミングアウトしましたが、別に女子アナみたいなのも好きなので、悪しからず。
ハーレムも男の欲望みたいな所はあって、こちらも合意形成が成されれば成立しませんかね。
私だから許されるみたいな所もあるかも知れないので、軽々しく同調を口に出すのは気を付けて下さいね!

まともな映画のレビューじゃないな(苦笑)。

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ちょっとお叱りを言っていいですか?

半グレのドキュンメンタリーを見て、一言言おうと思いまして、ついでに他の事も釘を刺しておこうと。
私も以下の連中と同じような感じで人の事は言えないので紙一重としか言いようがないんですが、そんな人生だったからこそ言える事があります。
もっとも、私が糾弾すべき所は他にあるような気がしますが。

まず、「半分グレている」で半グレですけど、コイツらは詐欺とかで集めた金で普通の会社作ったりしてて、そこにも証券会社とかIT企業を辞めたヤツらが加わったりもして、もはや一般人と見分けがつかない感じにもなってるみたいです。
半グレは本物のヤクザが規制強化で締め出され始めた時に出てきた連中で、ヤクザの活動が制限されている代わりに、遊軍みたいな感じで裏で手を取り合ってる事もあるらしく、マネーロンダリング的な自動投資システムの構築とか芸能界のイベント運営みたいな事もヤっているそうで、ヤクザは組織があるので逆に対応しやすかったりする事もあるようですが、半グレはそのメンバーの流動性から警察も手を焼いているようです。

先般金融の記事で書きましたけど、法人というのも個人と同じように人格があるとしたら、良い人と悪い人がいるように、その会社にも、ブラックだったりゾンビだったり、単純にいかがわしい会社というのはあるとは思いますよ。
「ゆくゆくは昼の会社も立ち上げていきたいと思ってるんですけど」とか言ってましたが、『プリズンホテル』みたいな感じで、例えば半グレが作った飲食店とかエステ店とかに知らずに応募して働いている女性に罪はあるのかとか、半グレのグレは「グレーゾーン」って事かよ、と。

疑似恋愛で女性を借金漬けにして自らが経営しているのか知りませんが風俗店に売り飛ばして利益を得ていたグループに所属していた関西の一流大学の学生が「この経験を活かして一流企業で働きたい」とか言ってまして、「もちろんそれも履歴書に書くんだろうな?」と思って、デジタルタトゥーもありますが、経歴を見てもマイナスの経験でしかないな、と。

この段落はこの記事の要点です。
私も子供の頃から「国民全員を学校に入れてるワケだから、当然この中から犯罪者も生まれるんだよな」と思ってて、それが嫌な「上級国民」は自分の子供を良い学校に入れたりして、「見えざる階級格差」という結果になるんじゃないかと考えるに到りまして、もっとも、世間知らずになりたくないなら社会性を育む学校教育みたいなのも重要かも知れませんよ。
ただ、「大学みたいなアカデミックな場所でもいじめはある」というので、そういう事かと。
私は新聞ではなくてテレビのドキュメンタリーなどで色々な人を見るようにはしています。
特に若いヤツらで、芸能人みたいなのしか見ていなくて、その癖マスコミに対して不信感を持っている連中もいるかも知れませんが、「生まれた時からインターネットがある世代だとそうなっても仕方無いかな」とは思うものの、的確な評論とかコンテンツの信頼性と質みたいなのは、まだ「プロ」が作っている方に軍配が上がると思いますよ。

これを言ってしまうとアレですけど、「ユーチューバーになりたい」という子供が多いみたいで、ああいうのは、オーディションを受けてプロに認められてからインターネットを使ってプロモーションするというのが本来の在り方で、私が自分を「有名になるには順番が逆」と自虐しているのはそのためです。
「プロのレベルが理解できない人がインターネットの過激で判りやすいモノに惹かれていくのかな」というのが感想で、もっとも、エリートに対する敵対心みたいなのもあるかも知れませんがね。
海外のエンタメではオーディションが厳しくて、「新人を育てる」というよりは、「育った人を使う」というのが根底にあるそうです。

だからと言って、別に何かを表現しようとする事が悪いとは言っていません。
ただ、厳しい事を言うようですけど、プロになれないのに裏街道みたいな稼業で生活しようという甘い考えを持つのは、ハッキリ言って邪道と言わざるを得ません。
実を言うと、私も「テレパシーがあるなら自分の事が気になっている人もいるかな」というのでウェブサイト作りを始めて、「生活の糧になるかは判らないけど、広告料収入というのがあるなら三方一両得という事もあるかな」という下心が芽生えたのは正直な所で、それすら隠されてるなら私も手も足も出ません。

それでN国比例当選の一件にも一言。
アレはワンイシューとかシングルイシューとか言って、判りやすく言うと、「郵政民営化!自民党をぶっ壊す!」とか「アメリカファースト!メキシコとの国境に壁を作る!」とか「人民の人民による人民のための政治」とか、「ワンフレーズポリティクス」と言うのかな?
奴隷解放宣言のリンカーンは共和党らしいですけど、今の共和党は逆の事言ってますよね。
いちいち1つのニュースに時間を割けないテレビで使われるのはそういう「一言」なので、これが現代の病だと思います。
インターネットのSNSとか掲示板みたいな短い文章の文化が産み出す「脳ミソのスタミナの無さ」みたいなのはあって、「キラーフレーズでホントに殺人かよ」と。
「我思う故に我あり」とか「神は死んだ」とかいうのもそういう事で、キャッチコピーとかキャッチフレーズみたいなだけなんですけど、私も何かそういうの考えた方がいいですかね(笑)。

維新の「大阪都構想」もそうなんですけど、N国の言う「不倫、路上、カーセックス」は許しても、テロは許しちゃダメでしょ。
結社の自由はあっても、面白いってだけで投票するのは、変なのを認めるだけでシャレにならないからやめた方がいいですよ。
私は、「石田純一が都知事選に出馬する」という話を聞いた時に、「不倫を文化にしてもらいたいですねー」と頭の中で言ったんですけど、「アメリカファースト、都民ファースト、俺はレディファーストだから」とか。

あと維新は「国会議員の定数削減」と言ってますが、大幅に定数削減したら少数政党が壊滅的になるんじゃないかと思って、「共産党と刺し違えるつもりかな」と。
「懲罰動議6回」とかいう議員がそんな事を言っていたので。

れいわ新選組も「それはヤりすぎかな」と評していますが、「ラジオ番組も聴いてたけど、彼は確かに元芸能人だけあって話(演説)は上手いかな」という印象。
国会中継で質問している時に、「僕にも判るようにお願いします」と言ったのも印象に残っていますが、このセリフは精神病院で出会った「よっぽど『お前の病名はバカだ』と言おうと思ったけど」という青年のセリフで、そういう事かな?
まあ確かに「絶滅危惧種の動物に向かって『自己責任』って言うのか?」って感じではあって、誰にでも事故や病気のリスクはありますし、それでも「動物と一緒にするな」という反論が聞こえてきそうですが。
私も新種であり、同時に絶滅危惧種でもありますな。

とにかく、「戦争しかないですよねー」みたいなのに現れているように、『日本を蝕む極論の正体』というのはあって、実際そういう発言しか印象に残らないというのはあります。
「君死にたもうことなかれ」と言う人は守ってあげたくなるけど、逆に「お国のために死んでこいよ」とか「(戦争に)イケイケー!」とか言われたらどうなります?

あと、若者は「安定の」とか言いますけど、「こんな事をヤりたいんです!」とか大風呂敷をぶちまけて、金余りのエンジェル投資家を説得するだけの実力を備える方向に意識を持っていけないのか、と。
私は金に執着が無い方なので、それこそ元気玉方式で金が集められたら、ベンチャーキャピタル(キャピタルは資本という意味)と言うらしいですけど、他に使い道も無ければ、プラスチックの海洋ゴミの回収みたいな、商売にはならなくても大義のあるような活動のように「これは!」と思った事業には一枚噛んでいきたい所ではありますよね。
ある海域にプラスチックゴミが集まっていて、日本の面積の4倍くらいになっていて、海水と紫外線でメタンガスも発生して、メタンガスは二酸化炭素以上の温室効果ガスだそうで、『銀河漂流バイファム』でシャロンが「美人だって屁もするぜー」と言ってましたけど、人間のおならや牛のげっぷにも含まれています。
海洋動物がそれで死んだりもしているみたいですし。
クジラも魚群と勘違いして浮上してプラスチックゴミを食べてしまって、「腹の中から大量のプラスチックゴミが」という事になるのかも知れませんよ?
「良心的な人もいるでしょうけど、大体は悪意がある」と聞きましたが、参入障壁みたいなのはどんな産業にあるみたいなので、自分の事も大事なのは判りますが、世の中を良い方向に変革するような気概を持つのも「若気の到り」の在り方としてはマトモなんじゃないかと。

『ソクラテスの弁明』で、ソクラテスが神託の巫女に「ソフォクレスは賢い。エウリピデスはさらに賢い。しかし最も賢いのはソクラテス」と言われて驚いて、政治家と詩人と技術者の所に行ってみたそうです。
そこで得た感想。
・政治家…話を進めていくうちに、お互い美と善について何も知らない事が判った→私は「悪で醜いって事だな」とツッコんでるんですけど。
・詩人…「降りてくる」というヤツで何も考えていないが、その癖「上」と繋がってると思ってる。
・技術者…「確かに私の知らない事をよく知っているのだが、他の事まで知っていると思い込んでいる愚昧が」らしい。
これは現代にも十分通じる事だと思っていて、しかし、まあそういう事かと。
ソクラテスとプラトンとアリストテレスは古代の賢人の中に入っていませんが、プラトンとアリストテレスは「学問の始まり」とされています。

半グレの話で「ヤクザも権力も恐れないみたいなので財界人に目をつけられて」と言ってまして、ただ鈍感なだけなんじゃないかと思いましてね。

ひきこもりも、事実働かなくても生きていけるからそうなるんだと思いますが、「保護者がいなくなったらどうなるんだろう」と思って、無産市民とか言われる以前の話で、かく言う自分も天岩戸な感じだったので、現代日本なら成立しても、その前はひきこもりなんていたのかな、と。
「親の資産を食い潰して、自分の代までだったら大丈夫」とかならまだ判るんですが、私もこのままだとヤバいんですけどね。

「使命感を持ってヤってる人もいるかもしれないけど」というのを見ましたが、何度も言うように、自分の人生や生活を顧みても「紙一重」ではあります。

と言いつつ、「夏休み中にゲーム1本くらいクリアできるかな」と思うのんきな俺なのだった。
でなければアノ娘にSNSで声をかけて一週間くらい一緒に生活してみる?
ホントはヤりたい事なんてエッチくらいしか無いんだけどね。

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ミンサガを語る

四十路の誕生日に何か書こうと思って、ミンサガ(ロマンシングサガミンストレルソング)の話をしようと思いましたよ。
今年一年はこのブログを書く年にしました。
いくら頑張っても私には一銭も入ってこないワケですが。

ミンストレルというのは「詩人」という意味で、ニーチェが「恐らくは文法上の語呂合わせやダジャレから来たであろう事を一般化して」と言ってましたけど、「何が言いたいのか」って事ですよね。

この作品は、サガがスーパーファミコンにプラットフォームを移して「ロマンシング」になった一作目のリメイク作品で、PS2で開発されました。
キャラクターデザインが一新されて、私は特にバトルシステムが好きなんですけど、ソシャゲのリユニバースのバトルシステムと似ています。

バトルシステムを詳しく言うと、BPという技ポイントとEPという武器耐久ポイントがあって、BPというのはそのキャラクターによって特性が異なり、初期BP(バトル開始時の技ポイント)のパーセンテージが高いとバトルが始まった直後から強力な技が繰り出せるのでザコ狩りに適していて、クローディアみたいに回復BP(ターンごとに加算される技ポイント)が高いとボス戦などの長期戦に適しています。

コツとしては、ナイトハルトや海賊シルバーみたいなHPと腕力と体力が高くて回復BPが低いキャラクターには重装備で相手の攻撃を受けながら着実に相手のHPを削っていくような、ロマサガ2で言えば重装歩兵のベアみたいな役回りにして、回復BPが高いキャラクターには敢えて術を覚えさせて回復役に回らせて、後列に置いてBPがたまった時に弓の強力な技を使って援護射撃する感じにした方がいいんじゃないかと思いますよ。
それ以外のパラメータも武器の適正を見極める上で重要ではあるんですが、バーバラみたいにBP面も含めて全部高いキャラクターが最強です。
EP消費は抑えた方が良いです。

基本戦法としては、八つ裂きみたいなBP消費が少なくてEP消費が高い強力技を使って、BPがたまったら強い技を叩き込むのをオススメします。
例えば、殿下の回復BPが3で打槍のレベルを5にしてコスト4の双竜破を使うと毎ターンBPが1ずつ減っていくので、こういうのはコスト0の基本技ではなく、1でもいいので少しでも威力が高い技を選ぶと、毎ターンBPが2ずつ増えていくので、そこでたまったらまた強い技を繰り出せばいいです。
私は殿下には集気法(錬気でしたっけ?)とか生命波動を使わせてます。

その辺の詳細は私のウェブサイトにプレイ日記を上げようとしてるので、その時にでも書くかも知れませんが、今書きかけで、何しろ結構骨が折れる作業なので、まあそれもそのうちヤります。
曲も打ち込んでおいたりしたいのもあるので、「仕事しろ」という感じでもありますがね(苦笑)。

主人公キャラの寸評を。
・アルベルト…貴族の息子で「正義の希望」。姉のディアナに厳しくしつけられている。ローザリア薔薇騎士隊の女傑ディアナはローザリア王国皇太子のナイトハルトに求婚されるが、直後にモンスターの大群に城を襲われ、生き別れに。
・ジャミル…クジャラートの首都エスタミルのインディー系シティーシーフ。相棒ダウドとつるんでいる。
・グレイ…東方系の自由人。聖戦士ガラハドと魔女っ子ミリアムとつるんでトレジャーハントしている。その後解散して、クローディアを護衛する事となる。
・ホーク…サンゴ海で海賊稼業を営んでいたが、悪玉のブッチャーと対立し、船も失って「陸(おか)に上がった河童」となってしまう。
・アイシャ…タラール族という遊牧民族の少女。ガレサステップでモンスターや人さらいに襲われて、その際、隣接地のローザリアの王子ナイトハルトに助けられて、宮殿にも連れていってもらって、風呂に入れてもらうが、「先にシャワー浴びてこいよ」ではない。「見ちゃダメ!」
・クローディア…バファル帝国の迷いの森で魔女に育てられ、最初は熊のブラウと狼のシルベンと行動する。仲間に誘う時に「人といるのはあまり好きではない」と言われるが、実は帝国の皇女。
・シフ…雪国バルハラントのバルハル族の女傑。「霊長類最強女子」って感じか。「やるよ」
・バーバラ…マネージャーのエルマンと旅一座を組んでニューロードを旅している踊り子。「姐さん」と呼ばれ、能力的には全体的に高性能で、実はこっちが最強?

設定やシナリオのエピソードを語るとまた大変な事になるので、特に印象に残った事だけ書きます。

主人公以外のキャラクターで人気なのは、ローザリア王国皇太子のカール・アウグスト・ナイトハルトですけど、ファンの間では「殿下」と呼ばれて、最初は「吟遊詩人のエロールが俺なのかな」と思ったんですが、実はナイトハルトが私のようですね。
ミンサガじゃないスーパーファミコン版の設定集に「エロールを信仰する保守派とエロールを唯一神とする超保守派に別れている」とあって、エロールは行く先々の酒場に現れて、実は光の神で神々の父なんですけど、要するにエロいって事ですよね。
ソナタ・アークティカが「名前に意味なんか無い」と言ってましたが(苦笑)。
とにかく、ナイトハルト殿下は滑舌とか「イクゾー」とか「コレガワカラナイ」とか「Are you 勇気は hip の you (ああいう勇気は匹夫の勇)」とかいうセリフがネタにされて、仲間にもなるのはなるんですけど、仲間にするためにはディステニーストーンの中の1つを渡さなければならなかったり、仲間にするのも考え所ではあります。
固定装備で「カヤキスの槍」と「カヤキスの鎧」を持っていて、鎧は傷だらけで、その色から「ブラックプリンス」と言われていて、ミンサガのアルティマニアでは「為政者としても軍の指揮官としても優れており、剣を取っては王国内で右に出る者はいない」とあって、支配下に置こうとされているタラール族には「カヤキス・レビタ(黒い悪魔)」と恐れられているそうです。
なんとなくマルクス・アウレリウス・アントニヌスの『自省録』の冒頭の「クワーディー族の間にて記す」を彷彿とさせますが、どうなんですかね。
私は打槍をレベル5にしてウコムの鉾を持たせて神雷をノーコストで使わせてるんですけど、「結果的にそういう事になってますよねー」ってのがその通りかと。
回復BPと愛のパラメータが弱点。
アルティマニアに載っている全身絵がメチャクチャカッコよくて、ラジオで「確かに似顔絵とか描いてあったら嬉しいかも知れないけどさー」とか言ってましたけど、ナポレオンも「戴冠」とかの自分の肖像画に「この絵は意図をよく汲み取ってくれてる」と言ったりして、芸術家がアンプリファイアするとこんな感じになるんでしょうかね(笑)。
アンプというのは、ギターで使うとエレキギターになって、音を増幅させてあり得ない音を出す物です。

エロールと大地の女神ニーサの子供である神も多数いて、地域ごとに信仰度合いが違って、各神々を祀った神殿も建てられていて、そこで術法(魔法)を買えます。
ミンサガでは金さえ払えば簡単にスキルアップできますが、3と違って、パラメータは敵と戦う事でしか上がりませんよ。

で、登場する国の違いを。
・ローザリア…バファル帝国の女傑ローザがバファル帝国から領地を割譲されてというか何というかで始まった国で、一番治安が良さそう。四天王タイニィフェザーが巣食うスカーブ山とクリスタルレイクが有名で、水の都である首都クリスタルシティの街並みと街道沿い(ニューロードの宿場町)のアルツールの果樹園も観光スポットか。表通りには水晶商会本店やアクセサリーのショップがあり、裏路地には儀礼武具の店もあって、裏原って呼んでる(苦笑)。門衛の装備は中くらいの管槍。
・ドライランド…厳密にはドライランドという国は無く、あくまでカクラム砂漠やガレサステップのある地域の名前。ウソというオアシスの集落とタラール族の集落と、ニューロードの出発点のノースポイントという漁師町がある。私の好きなデンマークのメタルバンドのロイヤルハントのスタジオがノースポイントって名前で、運命的なモノを感じてしまう。天空の最終試練へと続く祭壇と、エロールにそれを作らされた巨人の里がある。
・バファル帝国…海賊メルビルが築いた港町の首都メルビルの南には迷いの森という大森林があり、一方ベイル高原のグレートピットには四天王のアディリスがいる。皇帝の直轄領のゴールドマインにはその名の通り金山がある。事件も多いが、解決すると褒美が良い。帝国図書館には色んな本がある。門衛の装備は弱い六角棍。
・ワロン島…帝国との交易で栄えるジャングル島。ゲッコ族という喋るトカゲがいて、ラスボスの邪神サルーインを信仰している。
・リガウ島…ジェルトンという玄関町から恐竜のいる草原を越えるとトマエ火山に辿り着いて、そこには四天王のフレイムタイラントがいて、その先にはサルーインの兄である死の神デスが治める冥府がある。
・クジャラート…海峡の両側に街がある首都のエスタミルは、飛んでイスタンブールのイメージ(行った事無いけど)。古代人のカタコームがあったり、現実世界の中東のイメージが強い。「海千山千の老獪な男で、数々の政争を勝ち抜いてクジャラートの頂点に立った」というウハンジは、“ホンモノ”のアサシンギルドや“半グレ”の盗賊ギルドやタルミッタの保守派にその座を脅かされている。ジャミルが“インディー系”なのもそのため。エスタミルのボガスラル海峡の地下を通っている下水道には、サルーインの妹のシェラハの闇の神殿がある。タルミッタの近くのマラル湖には四天王の水竜がいる。
・フロンティア…未開の地でモンスターがわいてくる。ジュエルビーストやヴァンパイアといった強敵も出現。
・騎士団領…1000年前にサルーインを倒した戦士ミルザの出身地。ローザリアと友好関係にあって、ナイトハルトの祖父(間違ってたらゴメン)にも名誉騎士の称号を送っていて、ローザリア人のルーツは、この南方系とされているらしい。この二国はドイツ語っぽい感じ。クジャラートと国交を断っており、騎士団領とクジャラートを往来するには第三国を経由しなければならない。騎士の支配する地域かと思いきや、フラーマがいるバイゼルハイムのように、魔法の街もある。門衛の騎士はハルバードを持っている。
・バルハラント…騎士団領の奥地にあり、北欧の戦士の楽園バルハラを彷彿とさせる地名だが、“蛮族”のバルハル族がつつましやかに暮らしいていて、ルソーが「ポーランドより北にはもう何も無い」と言っていて、そういうニュアンスかな?

バファル帝国の首都メルビルの市民が「エスタミルやクリスタルシティに比べるといまいちパッとしないんだよな」と言ってましたが、「メルビルに出稼ぎに来るおっちゃんの話とかもあったんですけど」と言ってましたよ。
エスタミルの市民が「騎士団領はモンスターが増えたから、逃げてきたんだ」と言っていて、「先見の明が無かったな」とか言いながら。
タルミッタの市民が「みんなハデな生活を求めてエスタミルに移り住んでいくんだ。特に若い連中がね」と言ってまして、中にはゴロツキになっているヤツもいるんじゃないですかね。
バルハル族の子供が「なーんか面白い事無いかなー」とぼやいてましたが、「こんなド田舎じゃ何も無いだろうな。でも都会は危険がいっぱいだから」と思いながら、「襟裳の春は何も無い春です(森進一風に)」って感じか。

四天王というのは、サルーインによって生み出されたものの、「誇り高き彼らは従う事をしなかった」という特殊な存在で、水竜のように信仰の対象になっている者もいます。
ミニオンは「手下」とか「手先」という意味で、こちらは本当に悪の手先って感じです。
四天王のお使いイベントをこなした次の周からは、イベントランクが進むとお使いイベントを達成した時に四天王がミニオンに乗っ取られて、強敵となって襲いかかってきます。

アルティマニア(攻略本)を読んで、シナリオ解説で、
植田氏「あとミイラを売ってお金を稼ぐとか」
進藤氏「あれは薬になるって話で…」
とあったので、「え?『ミイラ取りがミイラになる』って話じゃないんですか?」とか思いながら、この話はエスタミルの「ミイラ商人」というイベントで、マミーマーチャントがカタコームからミイラを取り出そうとして、主人公が「墓荒らしとは感心しないわね」とか言いながらカタコームまで護衛して、その商人が不気味なミイラを売り歩いて、仕舞いにはそのミイラに血を吸われて自分もゾンビみたいなのになってしまうって話です。
メルビルの薬屋で「ミイラの薬」というLP回復薬にしてもらえます。
ラストダンジョンでミニオンを倒すと「ミイラの薬スーパー」というのが手に入ります。

ワロン島の武器屋で、捕らわれているゲッコ族を解放するイベントがあるんですが、その数が尋常じゃないので、「ワニ革の鎧を売ってる所が恐ろしいんだけど」とか思いながら。

聖戦士ガラハドからアイスソードを強奪する話ですけど、これは、フレイムタイラントがジェルトンを襲っているモンスターを引き揚げさせる条件として、ガラハドが以前から欲しがっていたアイスソードを要求して、アルツールに行ってみたらガラハドに先に買われてしまった、という話です。
実は20000金貯めればガラハドに先に買われるので、ジェルトンのイベントが起こる前でも手に入らなくなるんですけど、事情を説明して「譲ってくれ、頼む!」か「ころしてでもうばいとる」を選択できて、強盗殺人するとサルーインの恩寵が+200になって、冥府ルートに進めるようになります。
河津神は「まさかそんな事をするヤツはいないだろうと思って作ってました」と言ってましたが?(苦笑)

最後は世界の危機を迎えて、各国が団結して危機を乗り越えるような感動的な結末を迎えます。
最後サルーインを倒しに行く時に、「ナイトハルトを連れて行ったらどうなるのかな?」と思って仲間に入れて行ってみたら、普通に外交しながらモンスターの大群に大軍を率いて突撃しているムービーが挿入されて、「え、どゆこと?」と思って、そういう事なんですかね。
これで「ナイトハルトが俺なのかな」と思わされたんですが。

ミンサガには面白気持ち悪いモンスターはいないんですけど、スーパーファミコンのロマンシングサガにはコワ気持ち悪いのが沢山います。

宝箱は、位置も中身も固定の物と、位置も中身もランダムな物がありまして、これも面白いと思いました。

音楽は、イトケンが好感触である事を言っていましたが、イフリート戦の曲がサガの伝統的なバトル曲の路線で、サルーイン戦の曲が四魔貴族バトルの系譜で、ミニオン戦の曲がスパニッシュなフラメンコ調の新機軸の曲で、他の曲でもイトケンサウンドが堪能できます。

あとは『アルティマニア』か『ロマンシングサガ大事典』でも読んでみて下さい。
読み物としても結構面白いですよ。

『ロマンシングサガ大事典』の投稿コーナーに女性とおぼしき人のハガキか何かで「ナイトハルト様はアイシャを愛人にしようとしたなんて嘘ですよねー」とあって、当時は中一くらいだったので、「中一で愛人って!」と思って。

女性キャラクターの中でタイプというか好きな順番は、クローディア→ディアナ→ミリアム→シルバー→アイシャ→バーバラorファラって感じです。
シフは?(笑)
後でなんか頭良さそうな順番な気がしてきたが、セレブ女子のクローディアとディアナの知力も設定ではそんなに高くない?
ナイトハルトはディアナじゃなくてクローディアとくっついた方が政略結婚としては良いかも知れんが、俺もアノ単純にイイお方も狙ったりしてるし…ってこんな事軽々しく言うとどこかから銃弾が飛んできそうですな。

相変わらず難易度は高いですが、挑戦する価値はあります。
暇で仕方がない人はプレイしてみては?
モンスター避けはシューティングゲームの要素で、その他はかなり自由なので、特にバトルは高い戦略性が求められます。
あくまで「頭の中が伝わっててごまかしがきかないなら正直に言うと」って感じなので、悪しからず。
また気付いたら加筆修正するかも知れません。

では夏休みがある人は満喫して下さい!

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