Romancing Note

あと何回桜見られるか。

ロック概説

ロック音楽を大雑把に概観してみようという試みです。

ポピュラーミュージックって「大衆音楽」という意味なんですけど、ロックはロックで大衆音楽でもあるんじゃないかと思っていて、音楽評論家の方は「ヘビーメタルは労働者階級の娯楽だと思うんだよね」と言っていました。
たまに、イキって「テレビには出ない」とか「俺達はポップではない」とか言うロッカーもいますけどね。

まず、ロック史的になりますが、イギリスのビートルズとローリングストーンズが対になるんでしょうか。
一方でハードロック系のディープパープルがあって、アメリカではエルヴィス・プレスリー等の所謂ロックンロールというのもあって、基本、今挙げた方々が大きな流れを作るんですかね。

イギリスのセックスピストルズというバンドが「God save the queen」を皮肉でカバーしたりして、これがパンクの流れを作るんですが、技術的にも問題があったため、当然支持されるとともに批判の対象にもなって、ポップロック系のクイーンが『世界に捧ぐ』と言って「We will rock you」とか「We are the champions, my friend」と包摂して、同時期にプログレ系のELPというバンドも出てきます。
後者の2つのバンドは、割と音楽がしっかりしている感じで、前者はスリーコードパンクと言って、これは「コードなんて3つあればいい」ということらしいです。

その後ジューダスプリーストやアイアンメイデン等のニューウェーブオブブリティッシュヘビーメタル(NWOBHM)という流れが出てきて、一方、プログレも、イエスなどの純然たるプログレとメタル系のプログレに分かれたりして、リッチー・ブラックモアのレインボー系の流れでイングヴェイ・マルムスティーンのネオクラシカルハードロック(様式美メタル)や、KISSのようなギミックバンド(と言ったら失礼に当たるかな)や、デヴィッド・ボウイのようなグラムロックも出てきます。

その流れに反抗する形でニルヴァーナ等のグランジやオルタナティブというジャンルもあるんですけど、他にもファンクやハードコアのようなジャンルもあります。

ヘビーメタルはさらに細かく細分化されるんですけど、正統派、ネオクラ、プログレ、メロスピ、シンフォの他にも、デス、ブラック、ゴシック等、様々なジャンルがあります。

日本では、X JAPANに端を発したV系ロック(ビジュアル系ロック)があって、他国でも産業ロックと言うのか、ハードポップみたいなポップスを意識したロックも人気を博しました。

私もそのロック史の流れの末席に加わることができるのかは未知数ですが、何分私の体質からして、影響力という点でだけは、ということでしょうか?
一応ジャンルとしてはネオクラシカル様式美メタルの末端の方にある感じですかね…。

「一番売れているモノが一番良いモノだと勘違いするようなことがあるワケです」という鋭い指摘もありますが、コンビニで売ってる食料って別にマズくはないわけじゃないですか。
音楽だけじゃなくて、ダンスやファッションや握手会等の「添加物」を加えて総合力で勝負してるんだと思いますが、プロでも主婦でも、自分で料理をするようなグルメ好きは、「一番美味いモノは何か」と聞かれたら「カップラーメン」って答える人はいませんよね。
行列ができるラーメン屋さんや、ミシュランで星を獲得したような店や、知る人ぞ知る名店等もあるってことです。
もちろん、中には「(味付けが)醬油だけか」(「マズい」という評判のラーメン屋に行った時の浜ちゃん風に)みたいな、醤油ラーメンといっても、お湯に麵をぶっこんで醤油垂らしただけのような店もあるかもしれません。

昔テレビでも「パンク対ヘビメタ」と言って熱い議論を戦わせる攻めた番組もあったらしいですけど、私は「パンクはガリガリのヤツが多いけど、メタルはデブが多い」と言って、昔女性が「ガリよりはデブの方がマシ」と言っていたのを覚えています(笑)。
「パンクは叫びでメタルは物語」という言葉をネットで見て、まあそうなのかもしれませんね。

私も「生き方がロックじゃない」とか色々とご批判はあるでしょうが、この記事自体がロックということで受け取っていただければと思います。

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表現者たるもの─そこに愛はあるんか?

ガンダムシリーズで有名な富野監督の言葉で、「面白いマンガって絵が下手でしょう、絵の勉強ばっかりしてるヤツは、他の勉強をしてないってことです」みたいなのがありましたが、それについて少し書こうと思いました。

芸術に限らず、理解して解説しただけでは「教師」にしかならないですよね。

「それ」を作品に落とし込むから「表現者(文化人)」たりえるのであって、作品における人間性とか個性というのは、そういうことなんだと思います。

つまり、芸術というのは…

理解できる(共感できる)→解説できる→表現できる

という順番で成長していくのではないでしょうか。

しかし、何も無いのに表現しようとしたモノがあったとすればそれは、いくら技術が優れていても、「薄っぺらい」とか「空っぽ」とか言われても仕方無い感じにもなるワケです。

「子供の情景」というか、子供が描いたような悪意の無い絵や音楽も良いんですが、以前にも言った「表象」の部分で、多分、芸術家というのは「世界の見え方」が違ったりすることもあるかもしれません。

ヘーゲルが「科学の発達した時代においては、もはや人々は芸術に心奪われることは無い」というような言葉を残しているようですね。

「常識」が「科学」であるとすれば、「芸術」というのは「宗教的なるモノ」という解釈も成り立ちます。

ニーチェは、ヘーゲルに師事してショーペンハウアーに影響を受けたんですかね、ニーチェは、文章が小難しいヘーゲルに反発してそれをこう言ったんですか、つまり、「ツァラトゥストラはこう言った…『神は死んだ』と」ということでしょうか?

今の時代は、スマホやパソコンも廉価で買えるようになって、皆がSNSでお互い「死ね」とか言い合っていたら、まったく「生」即ち「産み出す」という行為からは真逆の言動を積み重ねるような愚かなことになってしまい、そこは、テクノロジーを使いこなすべき人間としては注意していかなければならない点ではありますよね。

もちろん人間には好き嫌いはありますし、喜怒哀楽の感情もあれば、技術的に優劣が付く場合もあります。
またしても説教臭い話ではありますが、この辺りをもう一度考え直し、「創作活動とは何か」を考えたいところです。

「芸術を神聖視しすぎている」という言葉も見ましたが、受け取る側の心構えとしても、芸術鑑賞の一助になるのではないかと。

それにしても、私は曲は書けても歌詞が書けないんですが、「ルソーの小説の形式が最も良い形式である」とも読みましたし、私のこの現象は一体にゃんなんでしょうかね…。

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プロフェッショナリズム論

最初「談合とは」というタイトルにしようとしたんですけど、まずこの話を聞いてください。

「打ち込みでパソコンに演奏させただけではカチカチで物足りない面もあるよね」となって、私の曲を技術力の高い演奏家を集めてバンドというかプロジェクトにしようとしたらどうなるかという話です。

例えばギターを頼むのにオーディションせずに誰にオファーするかとなったら、まずイングヴェイとマイケルロメオと、日本人ならKellyさん辺りが候補に挙がったとしますわ。

この中ならイングヴェイが知名度も技術力もあって、単純に「売れるもの作れ」と言われたら、話題性も充分じゃないですか。
となると、当然ギャランティも高くなるワケで。
それで、マイケルロメオはリフのバリエーションが多彩で、「英語が母国語で歌詞の方面でも期待できる」となって、「それでも中くらいの金額を提示してきた」となります。
「次は日本人なのに外人の名前の人」こと「それにしてもKellyさん(無冠の帝王清原をモチーフにした番長日記の「それにしても広沢はん、そのセカンドバッグは」風に)」は日本人で日本語でコミュニケーションが取れて、失礼に当たりますけど、この中なら報酬が抑えられたとしますわ。

(なんか英語の歌詞を乗っけること前提で話してますけど…)

となると、公共事業だと普通は一番安い所に発注しますよね。
ここで三者が話し合って「今回はウチで」みたいに最低受注金額を吊り上げることを「談合」と言うんですけど、彼らも音楽を生業にしている以上、その制作期間の生活の保証もありますよね。

「その金は誰が出すんだ」となると、アマチュアなら全部自主制作自費負担ですが(演歌好きの金持ち風に)、真っ当な方法だと、レコード会社に応募して、そこのプロデューサーが予算編成とキャスティングなどをするんだと思います。

このブログの「金融について」で書いた通り、「その予算はどこから出てくるんだ」となった時に、「音楽ファンド」と言ってましたけど、一口100万円とかで募金して、売れたら元本の2%とか3%とかの配当とかにして完成品を付けて返す方法もあるワケですな。
これを「現代風のパトロン」と言いましたが、映画などの「製作委員会」というのがそういう感じなんですかね。

確かにネット配信ならレコードやCDをプレスする必要も無いのでそれでいいかもしれませんが、現物を作るとなるとさらに費用もかさむワケです。

ナンなら私が金を出す側に回る方法もありますし、それでも公金でヤるのはグレーだとは思いますが、ローマの皇帝がある芸術家に肩入れして、「あくまで俺の給料でヤってる」と言ったという話もあるようですよ。

で、以上の話も重要なんですけど、今回は「プロとは何ぞや」という話が本題です。

ルソーは「下らぬものを作って」とか言ってましたけど、私は「評論家にも判らないような難解なものを作って」と言って、結局私も冗談めかしてユーモアとか皮肉混じりに話しているものの、ふざけてるという感じでもないし、遊び心とでも言うべきか、自己満足というか、ましてや自分で満足できるものでないと、他人を満足させることもできなくなってしまいますよね。

私なんかはキチンと理解できているかも判らないですけど、芸術とか将棋とか、そういうものにも興味もあるので、この問題には直面せざるを得ません。

周知の通り今「キッチン戦隊クックルン」という番組にハマってまして、幼稚園児に歪んだギターを聴かせても怖がるかもしれませんし、それこそ「むすんでひらいて」とかになるワケじゃないですか。
小学生になるとアニソンとかアイドルとかを聴いて、中学生高校生くらいにはポップスなどの流行歌を聴くようになったり、大学生になって英語が理解できるようになるとディスコ音楽的なものや洋楽を聴き始めたり、大人になったらクラシックやジャズじゃなくても演歌とかに行く人もいますよね。
そもそも「音楽に対する要求すら無い」という人もいるかもしれませんがね(苦笑)。

何が言いたいかというと、その「自分にしか判らない」みたいなモノを作っても、それで生活するとなると、最終的には「売れるかどうか」という問題に直面するワケです。
だから、「聴いてもらう人に合ったような曲を作る」というのもある意味プロフェッショナリズムになるワケなんですよね。

「プロに『実力派』って言葉があるのは、そうじゃないプロがいるっていうのが前提の話でクレイジー」ってのもその通りで、確かに特にポップスみたいなのだと「誰がヤるか」というのもそれはそれで的を射ていると思いますね。
「影響力」というのはそういう意味だったりしますかね。
日本はそういう意味では寛容な国なんですかね(苦笑)。

「musician's musician」という言葉を見ましたが、「音楽家のための(中の)音楽家」みたいな意味ですかね、その域に達するのは、それはそれで至難の業なんです。
しかし、こういうものは単なる技術論ではなく、「知識や技術を使って何を表現するか」というのが本質を突いていると思いますね。

オリンピックみたいにアマチュアリズムを追求することによって支持を得ているのが私だったりしますか?
目に見えるような支持が無いのですが、現物の支持を受け取るとプロになりますからね(苦笑)。
『新劇場版頭文字D』で「プロの世界なんかに興味は無いんだよ」と言っていましたが、「無いワケでもないんだけど今よりもっと勉強練習しないとイケないから」と思いましてね…体力面で不安があるもんですからね。

アマチュアというのは「愛好家」という意味ですよ。

「正論で殴るタイプ」って、ハタから見てるとイヤな連中みたいに見えるかもしれませんな!

明石家さんまさんが、「若い時に『スターってのはポケットに手を突っ込んで立ってるだけでも絵になるモノなんだよ』と言われて」と言ってましたが、私もしゃべりすぎですかね(苦笑)。

とにかく、この辺の話も実現できるものなら夢のある話ではありますよね。
メンバーみんな作曲能力があるので、「あいついらなくね」となって、俺がいなくても成立したりしてな。

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Kalafinaを語る

Kalafinaという実力派女性ボーカルユニットについて、イングヴェイとかより先に語ろうと思いました。
こういう物については、「箸にも棒にも引っ掛からないと思った物をけなすのではなく、良いと思った物を称賛しよう」と。
出てくる物はそんなに悪くはないと思いますが、ともすれば「全曲同じに聴こえる」みたいな人もいて、名曲と呼ばれる物は際立った個性があって、記憶に残りやすい物でもあると思いますよ。
私が名前を出してまで推す作曲家(コンポーザー)は「この曲だけ」みたいな人達ではないです。

3人組で、「キャンディーズちゃんはパワーアップされてるんでしょうか」とか思いながらライブ映像を全部揃えて観てるんですが、列びの右からWakana、Keiko、Hikaruで、私は「曲も含めてなんか知性を感じる」と言ってます。
『この美術部には問題がある!』というアニメに例えると、Wakanaがコレットさんで、Keikoが宇佐美さんで、Hikaruが伊万莉さんで、プロデューサーの梶浦由記が立花先生みたいな感じでしょうかね。

Mr.Childrenの意味は、外国人が「(字面だけ見ると)子供オッサンみたいな感じ」と言ってましたが、Kalafinaも「慈母のような印象を受ける」とか思いながら、「ロリお母さん」みたいな感じですかね。
大分昔に、いとしのエリーじゃなくていとしのテリー伊藤が「とっちゃんぼうや」と言ってましたが(笑)。

音楽性を一言で言うと、「日本のSarah Brightmanみたいな感じ」と言ってるんですが、サラ・ブライトマンで有名な曲はテレビ朝日のサッカー中継のテーマ曲の「Question of Honour」ですよね。
「Time to say Goodbye」も有名ですが、私は「Question of Honour」が好きです。
ドライブ中に近くの大型リサイクルショップに立ち寄って、CDを見つけて3枚ほど買ったんですが、やはりベスト盤がお得な感じがします。
パソコンに取り込もうと思ったらコピーガードがかかっていて、それでも今はスマホとかで1曲ずつ買えるので、「そういう聞き方もアリかな」とも思いますが。
Amazonだと同じアカウントなら違う端末でもダウンロードできるので、スマホで買ってパソコンにもダウンロードして、みたいな事もできますよ。
「一病息災」つってるんですけど、作業用BGMは歌詞が無いような音楽だとさらに良く、聴きながらだとかえって余計な事を考えなくなるので、私の場合はウェブサイトをシコシコ作ってる時とかツイッターやブログを見たり書いたりする時とかには音楽をかけながらヤってるんですが。

Xperiaのミュージックアプリが使い勝手が良かったんですけど、AQUOSに機種変したらダウンロードできなくて、「それなら継続してXperiaにすれば良かったか?」と。
「Xperiaは有機ELで、使ってると画面焼けする事もあるみたいです」と聞いて、確かに壊れた旧型も画面焼けしてました。
PSVitaも有機ELらしいので、SONY独自の技術なんですかね。
SONYは最初にウォークマンという携帯音楽プレイヤーを開発して、その後AppleがiPodという、音楽データを取り込む方法の携帯音楽プレイヤーを作って、さらにiPhoneという所謂スマホを発明して、「CDの時代を終わらせた」と言われています。
CDやMP3も、音声データを圧縮してデジタル化した物なので、今でもアナログレコードの信者はいます。
ただ、「良い道具使った方がいいですよ」というのはその通りで、「弘法筆を選ばず」とは言いますが、私もキーボードのヘッドフォンを良いヤツに変えたら曲が1つできましたので、車ほど高額な訳でもないし、金があるならケチらない方が良いです。
あくまで「金があるなら」ですけどね。

文章でも、Kindleみたいな電子書籍ではなく、本という形で手元に置いておきたい事もありますし、そんな感じでしょうか?
かさばりますけど本の方が見やすかったりするので、私は電子書籍は使っていません。
電子データは加筆修正もしやすく、1回上げとけばダウンロードし放題なので、在庫も抱えなくて済むみたいな良い面もありますかね。
(追記)使ってみたら結構使い勝手も良かったので、その後は雑誌などを見るのに使ったりしてます。

話が逸れました。

梶浦由記はFiction Junctionという音楽プロジェクトもヤっていて、そっちの方はKalafinaよりも砕けている感じで、私は聴いていません。
アニメ界では有名だそうで、サントラも数多く手掛けています。
NHKの朝ドラの「花子とアン」とか、北野映画の「アキレスと亀」という作品のサントラもヤっていて、和田アキ子風に「タケちゃん」とか言いながら「久石譲と同格って事だよね」と(笑)。
ネットで「梶浦由記は天才」とか「梶浦由記さんの歌は神だと思います」というコメントを見ましたが、私も音楽を作ったりしている者の端くれとして、素直にそう思います。

メンバーについても評論しようと思いますが、的外れだったり、本人が気分を害されても知った事ではありません。

Wakanaはクラシックの素地があって、オーディションにも落ちまくって「劇団四季に入ろうかと思ったんですけどお芝居が苦手なので」と言って、「漫研作って自分で描いたりしてましたけど、高校もやめてしまって」と言ってましたが、「女優になれるほどのルックスでは…悪くもないけどさ。とにかくプロになれて良かったねえ」とか思いながら、当時はデスチャ(ビヨンセとか?)を聴いていたらしいです(笑)。
梶浦由記は「Wakanaにだけはキツい事言うんですけど、その時はさめざめ泣いてますけど三日後くらいにはケロッとしてるので、失礼かな」みたいな事を言っていて、「言って大丈夫な子とダメな子がいるから」と慰めながら、その前に、「いい加減な気持ちでヤってるならやめちまえよ!」と言ったら本当にやめちゃって、「そして誰もいなくなった」という小咄を思いつきました。
ソロアルバムも聴いたんですけど、一曲目がセリーヌ・ディオンの「タイタニック」のテーマみたいになってて、「いや、あんなにスゴくはない」とキツい事を思いながら、実は、私のサガの企画の楽園のヤツのルシファーのテーマは彼女の声をメロディにイメージしまして、実現されればいいんですけど。

Keikoは、子供の頃は阿佐ヶ谷とか高円寺で遊んでいて、原宿でヘアモデル(カットモデルと言うのか?)にスカウトされたらしいですけど、「モーニング娘。」のオーディションも受けたそうです。
「下手すると阿佐ヶ谷姉妹みたいになる所だけど、紙一重でイケてる部類に入ってる」と(笑)。
夏休みは家族で軽井沢に行ってテニスをヤったりしてたらしいですけど、「お嬢?」とか思いながら、「大学も入ろうと思えば入れたんですけど」と言って、アクセサリーのショップの店員になって店長になったらしいです(笑)。
「そういう娘ってだいたいテニス部に入るんですよ」と言ってましたが、私の高校の時の彼女もテニス部に入ってました。
西麻布のクラブでR&B(リズムアンドブルース)を唄っていたらしく、「Kalafinaの音楽性とは全く関係無いです」と言っていました。
脱退してしまって活動休止ですが、これも私のサガの企画のあの貴公子みたいな感じになってます。

Hikaruは、三万人のオーディションで加入して、私は「情感を込めるのが長けてるな」と思って、声も個性があって、ライブ映像では毎回髪型が違って、私の「推し」です。
「絶対そういうのになるんだと思って告白されても断ってました」と言ってました(笑)。
ライブ映像では横顔を映す事が多くて、魔女鼻というか鷲鼻ですが、私はどっちかというと豚鼻です。
ツイッターをフォローしたら、ツイートには毎回英訳をつけていて、「賢さアピールかな」と思って。
Red Moonという曲の前のMCで、このアルバム全体のコンセプトかも知れませんが「焦がれる事の純粋さと劣情を唄っています」みたいな事を言って、「劣情って欲情みたいな事だけど、こういう言い方も賢さアピールかな」と思いながら、私はそういう言い回しができる人には惹かれてしまいます。
私は文学方面の能力に長けていても、歌詞も全く浮かびませんし、自分では文学的な表現力は劣っていると思っているので。

ボーカリストが複数いたりとかがアイドルっぽくて、日本のSarah Brightmanと呼んでいる所以はそういう所です。

バックバンドはいつも同じ人がヤっているみたいです。

曲についても少し語りますか。

私はNHKの「歴史秘話ヒストリア」という番組にチャンネルを合わせた時に流れていたstoriaという曲に嗅覚が働いて、スマホで検索してYouTubeを1回観て、即ダウンロード購入して、そこから3日間くらい起きてる時はずっとリピートしてたんですけど、その後にベスト盤の「red」と「blue」をダウンロード購入して、ベスト盤以外にも良い曲はたくさんありますが、この二枚に入っているのは所謂「捨て曲無し」な感じです。

最初「これ女の人が作ってる?」と思って、ヤホーの方じゃなくてゴーグレの方で検索したら(ナイツ風に)、ホントにそうだったので、あと特徴としてはメロディが綺麗な事で、重奏的なハーモニーも神々しさを演出していて素晴らしいです。

梶浦さんが「ファンタジー的な要素は残しつつもポップスからは逸脱しないようにしています」と言ってまして、私は「現代民謡風」と表現しましたが、こういう音楽に弱いんですよね。
トラッドって言葉があるんですか?
クラシックやプログレのような難解な音楽とロックやポップスなどの明快な音楽の中間みたいな感じですかね。
storiaも実際はそんなに難しい曲ではないんですが、なぜか覚えられないというか、私も覚えるのに結構時間がかかりました。
その時間が短い人が「才能がある」という事なんですかね(苦笑)。

ポップス寄りの曲なら、未来とか胸の行方とかI have a dreamとかですかね。
未来は曲調も明るくて歌詞も前向きで、「こういう曲を聴いてれば少しはポジティブになれるかな」という感じで、4分の6と4分の4でできている変拍子ですけど、分子が奇数ではないので、そんなに判りづらくはないと思います。

クラシック寄りの曲はlacrimosa(涙という意味かな?)とかconsolationとかKyrie(lordで神みたいな意味)みたいな曲ですかね。

民謡風の曲ならstoriaの他には光の旋律とかmoonfestaですよね。
ツイッターで「storiaと光の旋律が良い」みたいな事を言ったら「ですよねー」と言ってましたが、梶浦さんも「10年に一度の名曲」と自画自賛していたので、安心しました。
moonfestaは「NHKのみんなのうたみたいだな」と思っていたら、偶然番組表で見て、「ホントにみんなのうただった」と思って(苦笑)。
他のミュージシャンが「みんなのうたからオファーが来て」と言っていたので、そういうソングライティングをしたのかも知れませんね。

テンポの速い曲ならto the beginningとか音楽とかheavenly blueとかsprinterとかadoreとかone lightとかfantasiaとかobliviousとかですが、最初の2曲は「Keikoをフィーチャーするとこうなる」って感じですかね。
メロディはだいたいWakanaとHikaruが入れ替わりみたいな感じで交互に担当している感じで、光の旋律では中間部のフルートの後にユニゾンで唱う所が気持ちいいです。
Hikaruの声はfantasiaみたいなポップスっぽい曲に向いてますよね。

静かな曲なら、ひかりふるとか輝く夜の静寂にはとかARIAとかseventh heavenとかsymphoniaとかで、こういう曲も良いですよね。

実はEdenとかアレルヤとか傷痕とか五月の魔法みたいな曲がKalafina的で、こういう曲も好きです。
fairytale(妖精の話ではなくておとぎ話と訳すのかな?)も良い曲だと思います。

梶浦さんが「ハチロク音楽を極めようと思います」と言ってましたが、8月6日生まれで、Kalafinaでは8分の6拍子の曲が多いです。

サガの企画ですけど、ミンサガの山崎まさよしみたいに主題歌を付けるなら、「テレパシーのヤツはstoria、楽園のヤツはEden、継承のヤツはto the beginningにしたいな」と思ってて、SaGa SCARLET GRACEの緋色の野望の方ではクラシックの歌手だったので、それよりもうちょっと親しみやすいのが良くてですね。
その前にボツになるどころか、ほとんど何もできずに人生を終えそうな気がしますがね…私もわらにもすがる思いで「ロリお母さん」に甘えたくもなりますよ。

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君が代について

日本の国歌の君が代について、少し解説します。

音楽的には不思議な曲で、国歌というのはだいたいそうなのかも知れませんがイントロもアウトロも無く、キーもよく判りませんが和音階は和音階なんですかね。
和音階はF(ファ)とB(シ)を抜いた音階でしたっけ?
クラシックは半音進行もよく出てきて、半音間違えるのが一番マズいんですけど、和音階は半音進行が無いという事です。
とにかく、レから始まってレで終わるという。
普通はトニックコードのドミソのどれかから始まるんですよね(苦笑)。
他国の国歌と比べてもオリジナリティがあって、私は悪くないと思っています。

歌詞の解説を。

君が代は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで

古文は現代文の「が」と「の」が逆になっています。

君の世は永遠に
小石が岩となって
こけに覆われるまで

という感じで訳すのが良いでしょう。

英語の歌で「Long live the king」というのを何回か耳にしましたが、これは「王よ永遠なれ」と訳すんですかね。
「君」というのは、「わが君」の君で、判りやすく言うと君主政の君という事で、天皇を指していて、もしかしたらジェスイットかも知れません。
要するにそういう歌です。
他国の国歌は軍歌的な物も少なくないんですか?

西暦というのはキリストが生まれた年を元年としていて、日本は天皇が崩御すると「世も末だ」とか「世紀末覇王」とか言って一つの世が終わるという事です。
そこで代替わりした時に改元するワケですけど、テレパシーが生まれた西暦1979年(昭和54年)を東歴元年にするアイディアを書き残しておこうと思ったのが今回のブログ更新の動機です。
もうすぐ代替わりが行われるワケですし、タイムリーな話題でもありますか。

こんな事をしゃべって右翼かと思われるかも知れませんが右翼ではありません。
近隣の国では君が代や日の丸や旭日旗は非難の対象にされる事もあり、日本の学校でも式典で国歌国旗を使わない所もあります。
政党の支持母体について書くべきか書かざるべきか迷いますが、そういう事です。
気になった方はご自分で調べてください。

若手文筆家が「僕は『真っ当な保守』って言ってるんですけど」と言ってましたが、自分では「中道左派という名のノンポリ」と言っています。
彼は「僕はアメリカとネトウヨが嫌いなんですけど」と言ってました(笑)。
自己分析は「自分はこうであってほしい」みたいな理想が入り込んでくるので、現実とはギャップがある事もあるんじゃないかと思います。
政治的な思想を公表するのは勇気が要りますよね、しかしテレパシーがあるなら仕方ありません。
政治家になるような人は野心的だったり偏った思想を持っていたりするものですが、「実際は日本人のほとんどは穏健な保守ですよ」と言っていた学者もいました。
「大学まで行く奴はだいたい左翼だろ」と思い込んでいるんですが、実際都市部ではリベラルが強く、田舎では保守が強いですよね。

ちなみに私の音楽はネオクラシカルヘビーメタルです、しつこい?
「キーボードメタル」と言ってるんですけど、基本的な作曲理論は独学で身に付けましたが、クラシックの教育は受けていません。
この辺りが自分の何たるかを表しているように思います。
私の個人ウェブサイトのテーマ曲の「Morning Light」みたいな曲が「俺以外の何者でもない」名刺代わりの曲です。
この曲はアルバムを作るにしても挿入しづらかったので、そのような形で使いました。
インストなのでシングルでは出せないですし、何より女性をイメージして贈り物として書いた意味合いが大きいので、まあレコード会社と契約できるかすら怪しいんですけどね!

「征夷大将軍になって幕府を開いて大奥を作る」というのを一つの夢に挙げていますが、こんな事を言えるのもテレパシーを持っているからで、そうでもなければ取るに足らない凡人で短い一生を終える事になったんじゃないですかね。
もっともテレパシー自体の存在は自分では判らないワケですが。
伝わってない人は条件が私と同じって事で、伝わってて私以下の人はご愁傷さまですよね。
からかい上手?

「自分の子供がこれだったら進化論かな」という感じではありますが、「どう伝わってるのか知らないけど、これが二つ以上あるのも想像できないしな」とも思ってます。
私もいつ死ぬか判りませんし、早くしないとそれも歴史的事件になるんじゃないかと。

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