時は金なり
永世名人の谷川浩司先生は、「棋士には勝負師タイプと研究者タイプと芸術家タイプがある」と言っていて、私はどれに当てはまるんでしょうかね。
同じく田中寅彦先生の著書を若い時に読みまして、「なるほど」と思ったことを書き残しておこうと思います。
「不動産にのめり込んで、転居を繰り返し、山手線内に一軒家を持つことに成功した」と。
私は「またこういうことヤってもアレなんだろうな」とか思いながら、エコノミストの人も株の取引の話で、「こういう人達がヤり始めたら終わり」と(笑)。
何が言いたいかといえば、要は「これの何が大きいかと言うと、通勤時間が片道1時間だったのが、片道30分に減って、つまり、往復で1時間、週5日だと5時間得したことになるのである」みたいなことらしいんですけど、「将棋に費やせる時間が週に5時間増える」という主張でした。
5時間というのは、映画や演劇やライブだと2本分、音楽CDだと実に5枚分です。
週にこれだけインプットが行われるだけで、人生がかなり変わってくると思います。
私の場合は通勤時間が0なので、通勤時間が片道1時間の人と比べると、週10時間得していることになります。
私はその時間を、1時間半から2時間のBSの平日の討論ニュースを観たりして使っていますが、政財界や学会のお偉方と顔を合わせる機会に恵まれるのは、これはこれでかなり貴重な体験なんです。
お偉方と言っても、私は足向けて寝っ転がって話を伺ってますがね(苦笑)。
「ミュージシャンって一般の方より自由に使える時間って多いんですけど、僕は本を読んでますね」と言っていたミュージシャンもいました。
もちろん、そうなるには若い頃にそれなりの努力を重ねることは重要かと思います。
コロナ禍で「テレワーク」あるいは「リモートワーク」という言葉が生まれましたが、もちろん動かなくなって太ったりとか外出できなくてイライラしたりだとかの問題もあります。
私は学生時代に通学時間が電車で片道3時間みたいな愚かなことをしていたので、それが身に沁みて判りますが、私が通っていた大学は、1年間の半分と言っていいくらいが休みだったので、その間にゲームや音楽に没頭していたワケです。
本当は学生もそれなりに勉強したり資格を取ったりバイトしたりと、そういうための休みでもあるとは思うのですが、幸いウチはその辺りは寛容な教育方針だったので(苦笑)。
クルマの免許を取ったのも大学卒業後で、将棋を本格的に始めたのもそうです。
哲学書を読み始めたのもそうですよ。
まあ、最初から「そういう生活してても大丈夫」と言われていたら、精神的不調にならずとも済んだとは思いますがね。
「天才には本当の意味での閑暇が無ければならない」というような言葉も覚えていますよ。
もっとも、クルマならともかく、毎日の通勤通学が私にとっては身体的な面でも適さないので、自宅でインターネットを使って活動できれば、それに越したことはありません。
通勤電車で新聞読んだりするオジサンもいますかね、しかし、通勤時間が週5時間浮くとすると、月で考えると四捨五入で1日分、年で考えると12日分得しますので、12日分浮いたら長めの旅行も出来ると考えると…。
これも「言うは易し行うは難し」であり、現場に赴かなければならないエッセンシャルワーカーのような職業の方もいらっしゃいますが、是非参考にされたく思います。
最後に、エンタメ業界に身を置く人のタイプを3つに分類してみようと思います。
・ただの目立ちたがり(金目当て異性目当て含む)
・生粋のエンターテイナー
・芸術家肌
エンターテイナーは目立ちたがりに「客を楽しませるよりも、承認欲求で自分が喝采をもらいたくてヤってる、だから平気で『客が悪い』みたいなことを言えるんだ」という批判が、芸術家はエンターテイナーに「自分の感情や主張を通さないで客に媚びるのは商業主義だ」という批判が、目立ちたがりは芸術家に「実際、生き馬の目を抜く世界で、業界内で生き残れなかったら元も子も無い」という批判が成り立ち、これも三すくみのじゃんけんとなりますね。
まあ私も業界に身を置いているワケでもないのでね、そのどれでもない感じで、私のヤり方がこれからの時代のロールモデルになるかどうか、という所ですな。
ただ、「オーディションやスカウトなどのプロとして認められる通過儀礼も無く、業界を敵に回す」というのと「有名になる順番が逆」という批判が成り立つのは事実で、その辺りのルール無視的な手法が微妙であることも付け加えておきます。
では、私の場合は逆に管理してくれてる面もあるとは思いますし、テレビや映画に出るような絶世の美女とも無条件で関係が持てるので、その点に関しては素直に感謝の意を述べて、今回は筆を置くことに致します。
同じく田中寅彦先生の著書を若い時に読みまして、「なるほど」と思ったことを書き残しておこうと思います。
「不動産にのめり込んで、転居を繰り返し、山手線内に一軒家を持つことに成功した」と。
私は「またこういうことヤってもアレなんだろうな」とか思いながら、エコノミストの人も株の取引の話で、「こういう人達がヤり始めたら終わり」と(笑)。
何が言いたいかといえば、要は「これの何が大きいかと言うと、通勤時間が片道1時間だったのが、片道30分に減って、つまり、往復で1時間、週5日だと5時間得したことになるのである」みたいなことらしいんですけど、「将棋に費やせる時間が週に5時間増える」という主張でした。
5時間というのは、映画や演劇やライブだと2本分、音楽CDだと実に5枚分です。
週にこれだけインプットが行われるだけで、人生がかなり変わってくると思います。
私の場合は通勤時間が0なので、通勤時間が片道1時間の人と比べると、週10時間得していることになります。
私はその時間を、1時間半から2時間のBSの平日の討論ニュースを観たりして使っていますが、政財界や学会のお偉方と顔を合わせる機会に恵まれるのは、これはこれでかなり貴重な体験なんです。
お偉方と言っても、私は足向けて寝っ転がって話を伺ってますがね(苦笑)。
「ミュージシャンって一般の方より自由に使える時間って多いんですけど、僕は本を読んでますね」と言っていたミュージシャンもいました。
もちろん、そうなるには若い頃にそれなりの努力を重ねることは重要かと思います。
コロナ禍で「テレワーク」あるいは「リモートワーク」という言葉が生まれましたが、もちろん動かなくなって太ったりとか外出できなくてイライラしたりだとかの問題もあります。
私は学生時代に通学時間が電車で片道3時間みたいな愚かなことをしていたので、それが身に沁みて判りますが、私が通っていた大学は、1年間の半分と言っていいくらいが休みだったので、その間にゲームや音楽に没頭していたワケです。
本当は学生もそれなりに勉強したり資格を取ったりバイトしたりと、そういうための休みでもあるとは思うのですが、幸いウチはその辺りは寛容な教育方針だったので(苦笑)。
クルマの免許を取ったのも大学卒業後で、将棋を本格的に始めたのもそうです。
哲学書を読み始めたのもそうですよ。
まあ、最初から「そういう生活してても大丈夫」と言われていたら、精神的不調にならずとも済んだとは思いますがね。
「天才には本当の意味での閑暇が無ければならない」というような言葉も覚えていますよ。
もっとも、クルマならともかく、毎日の通勤通学が私にとっては身体的な面でも適さないので、自宅でインターネットを使って活動できれば、それに越したことはありません。
通勤電車で新聞読んだりするオジサンもいますかね、しかし、通勤時間が週5時間浮くとすると、月で考えると四捨五入で1日分、年で考えると12日分得しますので、12日分浮いたら長めの旅行も出来ると考えると…。
これも「言うは易し行うは難し」であり、現場に赴かなければならないエッセンシャルワーカーのような職業の方もいらっしゃいますが、是非参考にされたく思います。
最後に、エンタメ業界に身を置く人のタイプを3つに分類してみようと思います。
・ただの目立ちたがり(金目当て異性目当て含む)
・生粋のエンターテイナー
・芸術家肌
エンターテイナーは目立ちたがりに「客を楽しませるよりも、承認欲求で自分が喝采をもらいたくてヤってる、だから平気で『客が悪い』みたいなことを言えるんだ」という批判が、芸術家はエンターテイナーに「自分の感情や主張を通さないで客に媚びるのは商業主義だ」という批判が、目立ちたがりは芸術家に「実際、生き馬の目を抜く世界で、業界内で生き残れなかったら元も子も無い」という批判が成り立ち、これも三すくみのじゃんけんとなりますね。
まあ私も業界に身を置いているワケでもないのでね、そのどれでもない感じで、私のヤり方がこれからの時代のロールモデルになるかどうか、という所ですな。
ただ、「オーディションやスカウトなどのプロとして認められる通過儀礼も無く、業界を敵に回す」というのと「有名になる順番が逆」という批判が成り立つのは事実で、その辺りのルール無視的な手法が微妙であることも付け加えておきます。
では、私の場合は逆に管理してくれてる面もあるとは思いますし、テレビや映画に出るような絶世の美女とも無条件で関係が持てるので、その点に関しては素直に感謝の意を述べて、今回は筆を置くことに致します。