Romancing Note

あと何回桜見られるか。

金融について

子供も見てくれてるかも知れないので、私の知っている範囲で基本的な事を書いておきますね。
注目されているとすれば、これは責任でもあるかも知れないので。
ただ、調べて書いているワケでもないので、人の上に立ちたいような人はご自分で勉強なさるのも必要かと思います。

年収ですけど、500万が40年で2億なんですけど、5000万のマンション買ってもおつりがくるじゃないですか。
奥さんの生涯賃金が1億だったとして、それなら贅沢しなければ結構いい暮らしできそうですけど(笑)。
同一労働同一賃金的な雇用ができればですけど、その間に業績が悪化したりする可能性もあるので、しかしそれくらいならちょっと頑張ればできそうな気もしますが?
あと、家やマンションを買った時ですが、災害とか火災とかで何かあった時には保険に加入していないとローンだけ残るので、賃貸最強説ってのもあって、これは車も同様で、今は何でもリースやレンタルが流行っているようですね。
独り身だったり年取った時に何もいらなかったりすれば、例えば月の年金を全部ツッコんで老人ホームに入る方法もありますし、そうするならそういう施設を沢山建てないといけませんね。
遠距離通勤もバカらしいので、今時独身寮とか社宅みたいなのは流行りませんか?
大学の時にフジテレビのアナウンサーを記念受験しようかと思って、友人に「男は見た目関係なさそうだな」と言われて「どういう事やねん!」と思って、テレビで「フジテレビに入社すると生涯賃金7億が確定するので」と聞いて、「1750万が40年って事だな、プロ野球で体ぶっ壊すくらい練習して2、3年1億稼ぐよりは」と金の計算だけは早くて、「何にでもなれると思ってる」と自分でツッコんだんですが、ニュース観ながら「こっちのオッサンたちとこっちの新人女子アナでもらってる額が違うというのは何なの?働いてるのはこっちかも知れないけど、数字持ってるのはこっちかも知れないよ?」と思ってこの段落の話を思いつきました。

株式会社というのは、起業する時に、証券(有価証券とも)つまり株を誰かに買ってもらって資金を調達するんですけど、この株を買った人を投資家と言います。
それで、投資家はその会社に利益の中から配当をもらったり、会社が成長して株価が上がった時とかに株を売却したりして利益を得るワケです。
日本では株主優待みたいなので投資家を募る事もあるみたいですね。
つまり、株主はその会社のオーナー的な立場で、会社の取締役の事は俗称で社長と言います。

投資家とか社長みたいな人達を資本家と言って、そこで働いている人達(従業員)は労働者と言います。
労使交渉と言って、ストライキと言って「働かない」という方法で賃上げを要求したりする事もあるんですが、今は労働組合も無くなりつつあって、春闘とかメーデーとかが労使交渉ですかね。
アメリカでは「You are fired!(クビだ!)」と言われたらその日の内に荷物まとめて出ていかなきゃイケなかったりするらしいです。
WWEの悪徳社長キャラのビンス・マクマホンはよくこのセリフで放送内で選手に解雇通達していますが、トランプ大統領もそういうテレビ番組をやっていたらしいですね。
日本では労働者は終身雇用である程度守られていたんですけど、今は派遣切りとか契約社員の雇い止めみたいに、労働環境も変わりつつあります。

新株を発行する時以外に資金を得る方法としては、銀行などから融資を受ける方法があって、融資というのは、債権(借金を返してもらう権利)と債務(借金を返す義務)の関係の事を言います。
会社は「法人」と言って、個人(自然人)と同じように法的に一つの人格を与えられています。
私のような存在はほぼ無法者と言って良いでしょう(笑)。

銀行というのは、その法人や個人に口座を作ってもらって預金を募って資金を集めて、法人や個人に融資して、その利息で成り立っています。
その手法そのものが自転車操業的な感はありますが、大口の融資に焦げ付きが出たりすると、「不良債権を抱える」と言って銀行が潰れるような事があって、そうなると我々の預金は返ってこなくなるので、公的機関即ち国の税金や日本銀行などが乗り出して銀行を救う事になったりするワケです。

日本銀行、これは日銀と呼ばれますが、これは日本の中央銀行の事で、金を発行したり金利政策の指針を決めたりします。
基本的に景気が良くなった時に利上げするのが定跡のようですが、金利を下げると借りる方が融資を受けるハードルが低くなるので、これも景気刺激策の一つでもあるようです。
金融緩和というのは、中央銀行が金を刷って(って本当に紙幣を刷ってるワケじゃありませんけど)国債を買ったり銀行に融資したりして、通貨をジャブジャブにして貨幣価値を下げて、言い換えると物価が上がるという事で、インフレになるのを狙う政策の事です。
アベノミクスというのがそれで、賃金を上げるために物価を上げて企業業績を上昇させる景気対策の成長戦略の一つなのですが、賃金を上げるために物価を上げるのか、物価を上げるために賃金を上げるのか、これでは何をやっているのか判らないという側面も指摘したいと思います。
物価が下がり続けるデフレよりはマシだというのが主張のようですね。
インフレしてその国の貨幣価値が下がると、例えば日本のような工業輸出国は円安になって輸出産業は恩恵にあずかれますが、円高になると海外資本が入ってきやすくなったりして、「基本的に通貨は強い方が良い」と言っている専門家もいまして、どうなんですかね。
 
日本は高度成長による底上げと不動産バブルでここまで来たようですが、このバブルがはじけて不良債権を抱え込んで、公的資金を投入したりして財政が悪化したようですね。
不動産も投資の対象にもなりますが、見通しが立たない不確実な投資はほぼギャンブルのような物なので、自分だけが損するならまだいいですけど、借金してまで投資するとか、そういうのは社会全体に与える影響も考えてもらわないと、とにかく気を付けてもらいたいですよね。
株式投資もそうで、結局どの会社が伸びるかなんて事はよほど見る目が無いと予測できないので、十分気を付けましょう。

投資信託というのは、プロに投資を任せて、その代わり手数料を取られたりするんですけど、「資産運用したいけど自分でやるのは不安」とか、「どうせ他に使う事も無いなら社会に投資する感覚で」みたいな時にやるのが良いかも知れません。
専門家が「不動産と投信はやめた方が良い」と言っているのを見ましたが、「銀行は当てにならない」みたいなニュアンスかも知れませんね(苦笑)。
ちなみに、アメリカでは産業構造の一位が金融になっていて、何やら一般庶民でも投資に手を出している人が多いというような事を聞きました。
カントが「イギリスという商業民族」と言っていましたが、新興国への投資などで持っている面もあるかも知れないので、保護主義と言うのはそういった面でもしっぺ返しを食らう事に繋がるかも知れませんよ。
リーマンショックなんかも小恐慌ですよね。

アメリカは民間の債務残高がGDPの3倍だという情報も耳にしまして、いつの時代だったか忘れましたが、日本では徳政令と言って、借金を全部チャラにする過激な政策が採られた事もあり、国も借金まみれなら世界規模でリセットしてみるのもアリかも知れませんね(笑)。

この財政破綻の問題ですけど、今ギリシャがそうで、ドイツがそれを助けるのかみたいなので、難民問題と相まって、右傾化してEUから離脱する事を主張する人たちも出てきているそうです。
これはドイツだけではなく、「経済が比較的強いドイツの支配に反抗して」みたいな意味合いもあるかも知れませんが、ヨーロッパ各国に極右的な考えを持つ人たちが出てきているそうです。
イギリスは実際国民投票でEU離脱の採択がされたんですかね。
国内から外資系の企業が逃げていく事になるので、経済に与える影響は大きいと思います。

判りやすく具体的な例で説明すると、ホリエモンのライブドアですけど、これはIT関連会社で、ポータルサイトやサーバー収入でスタートしたんでしょうかね。
社長のホリエモンが自ら広告塔になったり無茶苦茶な株式分割をしたりして株価を上げていって、その株を他の会社と交換する形でついにはフジテレビまでグループ企業化していったワケですけど、この離れ業が批判に曝されたりして、ついには不正会計でトップが有罪判決を受けて、株価も暴落したワケです。
フジテレビも含み損が著しく、とんだとばっちりですよね(笑)。
ただ、株というのは会社が倒産しない限りゼロにはならないので、ハゲタカファンドのように、このような再生の芽のある傾きかけた優良企業などに狙いを付けて、経営再建して利益を得ようとする人たちもいます。
ファンドというのは判りやすく言えば投資会社の事ですかね、「モノ言う株主」という言葉も耳にした時期もありましたよね。

「朝に買って夜に売る」みたいなのは投資ではなく投機と言います。
1995年のWindows95の発売によって、インターネットが普及して、そういう事がしやすくなったみたいですね。

グーグルやアマゾンやフェイスブックやアップルなどは新興の大成功企業で、どれもハイテクIT産業です。
アマゾンと楽天の違いですが、楽天は様々な店が出店するショッピングモールのような物で、友人が「楽天の出店料よりも安い、自分でサーバーを持つシステムを提供する会社に入って、辞める時に社長に『俺はヤクザとも繋がってるんだぞ!』とか脅されて弁護士に頼んだ」という話を聞いて、「電話かけまくってそれでも買ってくれる人もいるんだよ」と言っていましたが、どっちが良いんでしょうかね。
「秋葉原は電機」、「神田神保町は本」などと言ったように、店を構える時はひとかたまりに入っておいた方が良い場合もありますよね。
いずれにしても、大手は薄利多売ができて価格競争にも強いですし、独立系の会社が生き残るのも大変ですよね。
経済格差の問題は確かにあると思いますが、商店街がシャッター街になるような事があっても、「雇用の流動性」と言って、大手に雇用が流れればまだいいんですが、そういう所に入るにはコンピューターが扱えたりするとか教育の程度が高くないとダメですし、第一そういう所は経営の合理化で人手がいらないようなシステムでやったりしていて、難しい所ではありますよね。

保険も同様で、健康保険も加入して払っておかないと、病気になった時に負担額が満額になってしまうので、「バカは風邪ひかない」な感じでなければ。
年金も今は積み立て方式みたいなのでやってますけど、生産人口が減っているので破綻する事も考えておかないとイケないと言うか、民間の保険会社同様資金運用しているのかも知れませんが、年を取った時に満期になって受給できないと、これもまた大変なことになります。
「ベーシックインカム」という言葉を聞いて、言わば現金支給ですけど、年金とか生活保護とかをやめてそうするのもアリかも知れませんが、そうするにはかなり大幅な増税が不可欠です。

ちょっと前にアメリカでサブプライムローン問題というのがあって、これは、「低所得者でも家が持てる」と言って金融機関が色んな人に貸し付けてその債権を誰かに売って、結果住宅バブルみたいにはなったみたいなんですけど、当然債務者が低所得者だったりするので債務不履行に陥って、挙句の果てに不動産価値も目減りしてしまったという顛末だったと記憶しています。
「悪い人誰も出てけーへんからね」という感じでもありますが、アイディアとしてはアレかも知れないものの、何でもそうそううまくいくものではありませんよね。

世界経済が減速すると、比較的安定している円が買われて円高になるというような事もあるらしいです。

私の母方の叔父が、郵便局員か何かだったんですけど、アジアを旅するような事をやっていて、それが高じたのか、バリ島で日本人向けの観光案内みたいな零細企業をやって、「大手には勝てない」と言って帰国して今何やっているのか知りませんが、そのパンフレットを見せてもらったら、飲食店とかエステ店とかのリゾート施設をクーポンを付けて載せていたような記憶があります。
「これ店との交渉とかパンフレット作製とか全部自分でやってんの?日本でもこういう事できないかな」と思って、まあ起業はアイディアが全てみたいな所がありますよね。
自動車産業みたいな所に新規参入するのはもはや不可能とも言える挑戦なので、「零細でもいいから自分で何かやろう」みたいな気概も必要かも知れませんよ。

あと、コンビニで買い物している時に思いついたのが、「売れ残りとかのフードロスを『ただ廃棄するよりは』とか言って超安値で買い取って、家畜の飼料とか畑の肥料とかに変えるのはビジネスとして成立するかなあ」というので、既にやっている人はいるかも知れませんが、隙間産業な趣はあるものの大義もありますし、どうせ頭の中が筒抜けなので書き加える事にしました。
もちろん初期投資の問題とかその技術をどう確立するかみたいな問題はあるんですけど、食品が腐る前にどうやって回収してたい肥化するかとか、クリアしなければならない点はあると思います。
「善は急げ」とも言いますけど、誰かその辺りを考えられ得る人材を集めて、このアイディアも具現化したい所です。

これも「面白い」と思った話なんですけど、大学の時の友人との話です。
A「あるミュージシャンが一口100万円で新譜作るとか言ってる」
B「音楽ファンドみたいなやつでしょー、ゲームでもあるんだよね」
A「100万くらいだったらいいかなーと思って」
俺「絶対返ってこないよねえ」
というやり取りをして、売れたら100万円以上になって返ってくるという事でしょうが、確かに現代風のパトロンのやり方かも知れませんね(笑)。
私はその辺の感覚はロマサガ3のトレードイベントで身に付けたんですが、皆さんはいかがお考えでしょうか。

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