Romancing Note

あと何回桜見られるか。

アメリカ大統領選挙について

「4年に1度世界が動くんですけど、オリンピックも大きなイベントですが、アメリカ大統領選挙」というような話を聞きまして、私の見識をご参考までに。

母が宗教絡みで「日ユ同祖論」について調べ出しまして、古いキリストの伝記のような本を読んだりしていて、「読んでるけど分からない」と言っていましたが、私も以前「天皇ユダヤ人説」というのを聞いたこともあります。
「祇園祭とノアの方舟の日にちが7月17日で同じ」とか、「シルクロードを移動するのに、1日にわずか5キロしか進まなくても、8年あれば移動可能である」とか、「大和語とヘブライ語が似ている」とか、色々あるみたいですけど、断定はできませんが、私は正直「信憑性は疑わしい」という感想です。

実は、天照大神とスサノオは新羅から来たという説だか記録だかもあるそうで、仏教は百済や中国から来たというのは事実なんでしょうか。
そうでなくとも、シベリアやアイヌ地方からの北方系や、インドネシアやフィリピンなどからの南方系に加えて、歴史に残る段階での半島系の渡来人もいますし、中国から来た人達もいるでしょう。
「少なくとも船を作って海を越えて辿り着けなければならないから、それなりに優秀なのがやって来るかも知れない」ということですが、「もっと昔は地続きだった」という話も聞きましたし、「ガラパゴス」とか「単一民族」とか言う人もいるものの、日本人も大概が混血なのかも知れませんよ。
競馬の配合理論でインブリードとアウトブリードというのがあって、インブリードというのは近親交配あるいは遠縁交配で先祖の特徴が際立つものの健康面が弱くなり、その逆のアウトブリードだと健康面は安定するんでしょうか。
ここで言う健康面は先天的な体質のことです。
韓国人の名字はほとんどキムで、次にパクとか、これ以上は言いますまい。

というのも、我々日本人としては、同盟を組んでいるアメリカほど世界に影響力のある国には左右されやすく、アメリカ大統領選挙の結果で世界情勢にも影響が出るのを注視しなければならないからです。

日本で「三位一体改革」と宣っていた首相もいましたが、「三位一体(さんみいったい)」というのは、キリスト教の「ヤハウェ、キリスト、精霊が一体の状態」ということだと聞きました。
レザレクションは「復活」という意味ですが、キリスト教の信仰を持つ人だと、テレパシー持ちの私をそのように信仰する人もいても不思議ではないですよね。
確証も無いのに宣言しても仕方無いのですが。

聖書を信仰する人達を「福音派(エバンジェリスト)」と言うそうです。
このキリスト教保守層の人達は共和党を支持していて、民族主義的な(白人至上主義的な)人達も共和党支持者なんでしょうか。
トランプさんがエルサレムに大使館を強引に移したのは何か他にも意図があるんでしょうかね。
民主党では社会主義を主張するような、リベラルの向こう側の「進歩派」と言われるような人達や急進左派的な人達が支持されていて、中でもバイデンさんは中道寄りなんですかね。
このようにして分断が進んでしまっているそうです。

アメリカでは国民皆保険が無くて、「歯の治療や盲腸の治療も高額になってしまう」と聞きましたが、「オバマケア」と言って、民主党のアフリカ系に出自を持つオバマ前大統領が国民皆保険を導入しようとした所、現職のトランプさんが、TPP(環太平洋貿易協定?)やパリ協定(環境問題の世界的合意?)や外交問題など、前政権を全否定するようなヤり方をゴリ押しで進めたため、分断が進んでしまったそうです。
民主党のサンダースさんも「大学の学費無償化」みたいなことを言って、若者にも支持された時期もありましたよね。
「アメリカでは車検も無い」と聞いたんですが、「自分で整備しないと整備不良のクルマが路上に溢れ返ってしまうワケだな」と思いまして、格差の上に医療その他の価格も高ければ、貧困層の人達は大変ですよね。

「成功すると大きい」という所謂「アメリカンドリーム」ですけど、トランプさんがそれを持ち出しましたね。
それでも家を持たずに(持てずに?)キャンピングカーで生活している人も少なくないと聞きました。

「ロンヤス」はレーガンと中曽根、ブッシュ小泉の「ネオコン」、トランプ安倍も「共和党×自民党」の組み合わせで、アメリカが民主党政権になったら日本に厳しくなるのは、日本ではずっと自民党が政権を持っているからなんでしょうかね。
日本で政権交代が起こるとどうなるんでしょうか。
安倍さんが靖国参拝した時はオバマ政権で、「失望」と言われたんですか?

何が言いたいかというと、アメリカは、中東ではイスラエルを、東アジアでは日本を支持していることです。

東アジアでは中国と朝鮮と日本が三つ巴で、中東ではユダヤのイスラエルとアラブのサウジアラビアとペルシャのイランが三つ巴で、東アジアでは中国と北朝鮮が核を持って、中東ではイスラエルも核を持ったためにイランも核開発を進めていて、中東の問題はヨルダン川西岸やシリアやイラクやアフガニスタンだけの問題でもないワケです。

イスラム国は勢力が衰退(壊滅?)したものの、シリアは体制側のアサド政権にロシアが加勢して、イランと北朝鮮と中国はアメリカとの関係を損ねつつあり、それでもトランプさんが険悪だった北朝鮮を電撃訪問しましたが、自国保護主義を掲げて「世界の警察をやめる」と宣言したため、哲学者のマルクス・ガブリエルという人も「トランプ大統領の『お前の独裁も認めるから俺の独裁も認めろ』みたいなのは無いと思います」と言っていまして、結局どっちに転がってもただの「減税対増税」というだけになりませんかね。
税制が変わると経済も大きく変わるとは思いますがね。

「シヴィライゼーションⅥ」というシミュレーションゲームを少しヤってみたら、生産力設定が「共産主義→共和制→君主制→民主主義」の順番で高くなっていってたんですが、族長制とかファシズムとかはあっても封建制は無かったんですよね(苦笑)。
実は共和制と民主主義の違いがあまり判ってないんですけど、共和制は大統領制で、民主的な方法でトランプさんみたいなのを大統領(国家元首)に選んで権限委譲して、トランプさんがドーンって感じなんですかね。

私もそんなに分厚い見識は無いですけど、これくらい分かっておけば及第点ですか?

さて、私は「英雄か独裁者か、勇者かバカか」と言ってるんですけど、アメリカは私が征夷大将軍になって日本が「二つの王」の状態になることを認める方向で進むんでしょうかね(苦笑)。

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