Romancing Note

あと何回桜見られるか。

スペシャリストとジェネラリスト

私は自分ではジェネラリストだと思っています。
得意分野があるとすれば哲学で、それでもこのジャンルはそれほど勉強していないので、専門と言うには程遠いと謙遜しておきます。
「将軍」は英語で「ジェネラル」なんですか?

唐突ですが、この話も昔から頭の中にあって、こういう形で語る機会に恵まれて、その点だけは良かったかも知れません。

まず、意味を説明すると、スペシャリストというのは、英語でspecialistと書きますが、「専門家」という事で、ジェネラリストというのは、generalistと書いて、「多方面に才能のある万能の人」という事です。
辞書を引くと対義語になっていますが、その両方でもない人は「凡人」の称号を受け入れなければいけないんでしょうかね(苦笑)。

運動神経が良い人の中でも、その競技だけが得意な人とスポーツ万能の人がいるように、文系と理系に分けられますが、頭が良い人が学者や研究者や教師になる学問でもそういう傾向があると思います。
私なんかはどちらかと言えば頭が良い方かも知れませんが、それでも高校に入って各教科が専門的になってくると、着いていけなくなりました。
それなりに努力すればそれなりにこなせたかも知れないものの、「『大学行く』つっても学者になりたいワケでもないし、これも天命か」と思ってました。
先にも「哲学は抽象的」とか「神の義は個別的な事柄を普遍的な所まで押し上げる事」と言いましたが、これは私の得意とするジャンルですよね。

判りやすく『信長の野望』とか『三國志』とかの歴史シミュレーションゲームで例えますけど、使う側にしてみれば、他が40でも100が一個あった方が適材適所ができて良いんですが、太守や城主を任せるならオール80みたいな万能型の武将にしたい所ですよね。
大学の時に友人にそんなような事を言ったら、そいつは「俺そういう奴嫌いなんだよね。呂布みたいな猛者とかの方が」と言ってましたけど、私は、突出した物が無くても何でもこなせるユーティリティープレイヤーというのも稀有な才能ではあると思っていて、「管理職にするにはそっちの方が良くない?」とは思ってます。
いずれにしてもですが、「名選手に名監督無し」という言葉もありますし、「何でこんな奴の下につかなきゃいけないんだ」となってしまいますからね。
まあ組織で働いた事も無いので何とも言えませんが。
凡人の称号でも70くらいまでだったら頑張ればイケるとは思いますので、好きな事があれば諦めないでやってみるというのもいいと思いますよ。
しかしあのパラメーターの分け方は妙にリアリティがあって、「頭が良くてもちょっとアレな奴もいるしな」と。
バカでもアレじゃない奴もいるかな?(笑)

ミルは「専門に固執する事は人間を偏狭にする」とか「大学は一般教養を身に付ける場所にした方が良い」みたいな事を言っていて、法科大学院というのもそういう思想で始まったんですかね。
私も「広く浅くでも良いから、色んな物を見たり試したりして、自分の専門に活かすというのも必要なんじゃないか」と思っていて、実際私なんかは「その時やっている事が一番楽しい」って感じなので、要するに、特にスランプの時とか「好きな事からちょっと離れてみる」というのも効果的かも知れませんよ。
アスリートが「フィジカルの練習だけしといて、他の選手が良いフォームでやってるのを見たらそれを真似する」と言っていたのを聞いて、「天才はそれで良いかも知れないけど」と思って、私もそんな感じかも知れません。
私は基礎トレーニングも詰将棋も運指練習もしませんけどね、上に行こうとするならこれは大事なんじゃないかと。

私は「ただ好きでやってる」という感じなんですよ。
向上心が無いワケでもないんですけど。
ウェブサイトとかブログとかも「趣味と実益を兼ねて」というのもあるのはあるんですけど、「テレパシーがあるとすれば気にしてくれてる人もいるかな」というので、それでも伝わってない人の中には私に対してファンタジー要素を抱いている人もいるでしょうし、幻滅ですか?
「私ブサイクだと思ってた」と聞きましたが、まあ微妙ですよね。

あと、ここに書いておきますけど、「CDもそこから出せばいいじゃん」みたいなのでスクエニに入れてもらってサガの企画を通してもらったとして、「他に莫大な収入があれば月給30万で働いてあげてもいいけどさ、30万あれば月に一回くらい『ゴチになります』ができて飲みニケーション?」と思ってて、いずれにしても長距離通勤が嫌なので、本社のある新宿駅周辺のマンション借りられればいいな、と。
メイド付きでね。

あと、「見た目が良い」というのも才能の一つだと思ってて、これも「太らない」とかで才能は伸ばせますよね。

「みんな同じような才能で同じような趣味で同じような仕事してて」みたいになってしまうと社会が成り立たなくなるのも事実だと思うので、それを「神の采配」と呼ぶ事にしたんですけど、個体差が大きいのが人間という種の特徴かな、と。
優劣ではなく個性と言うべき?

とにかく、自分の80のキーボードよりは100のキーボーディストに弾いてもらった方が良いんじゃないかと思いましてね…。
アイディアだけ送って仕上げてもらう方法もありますが、「莫大な収入」とか、この先どうなることやら。

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